膏肓記

歴史作家桐野作人のブログ  織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記

 
今夜の「開運なんでも鑑定団」。
なにげに見ていたら、何と、信長の朱印状が登場したではないか!

保存状態はあまりよくなく、馬蹄形の「天下布武」朱印も下部が少しちぎれていたが、一目で紛うことなき本物だとわかった。
お値段は300万円。保存状態がよければ、倍近くになったのではないか。

しかも、内容が気になる。
まず間違いなく新出文書である。讃岐に宛てた信長文書はほとんどない。しかも、知行宛行状か安堵状だと思われ、ちゃんと「天正八」(1580)という年次が書かれていた。日付は四月までは見たが、下は確認できなかった。


天正八年四月といえば、本願寺顕如が降伏した直後である。
それが讃岐の国人の動向にも何らかの影響を与えたのか……。

画面に映ったのはほんのわずかだったので、冒頭に「讃岐」云々という文言が読めただけだった。宛所が切れてなかったが、讃岐の国人への知行宛行もしくは知行安堵だとすれば、信長の武威が四国の讃岐に及んでいたことになる。該当者は香川氏とか香西氏であろうか?

いずれにしろ、信長の四国政策とも関わり、私の問題関心とも重なるもので、非常に重要な朱印状ではないかと思われる。

どなたか、VTRに撮った方はおられませんかねえ。