膏肓記

歴史作家桐野作人のブログ  織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記

 
昨日、信長研究者の谷口克広氏と一年ぶりに会い、旧交を温めた。谷口氏は現在、北海道に住んでおり、今度上京したもの。

谷口氏からは、さっそく拙著の批評をいただいた。
よくできているが、長宗我部氏問題の部分が冗長で、テーマからはずれているのではないかと指摘された。
指摘された部分、たしかに分量が多いし、本能寺の変と関係ない記述もある。今後、叙述する際の全体構成についてのアドバイスだと受け取った。

また、私が紹介した新出の明智光秀文書。最大の関心は年次にあったので、谷口氏に意見を聞いてみたところ、天正10年でいいのではないかと言われたので、心強かった。谷口氏の知り合いの研究者は天正9年ではないかという意見だったそうだ。

その後も、信長についての研究動向、信長公記諸本の情報など、話は尽きなかった。
谷口氏も本能寺の変の著作を今月に上梓する。これも注目の一冊だろう。
版元のサイトにもまだ詳しい新刊紹介がないので、付記しておく。

検証本能寺の変 歴史文化ライブラリー232 吉川弘文館 四六判/定価1.890円

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