
昨夜、恒例の「薩摩の会」に出席。
加治木島津家の当主、島津義秀氏の上京に合わせて設定されたもの。
神楽坂の日本出版クラブ会館が会場。
今回のサプライズは東京で永年、薩摩琵琶を弾奏されている須田誠舟氏。薩摩琵琶の名手として知られている方。西郷隆盛の命日に近かったので、「
城山」を弾かれた。もちろん男性だったが、バチ捌きが非常に妖艶な方だった。
来年の大河「篤姫」では、小松帯刀を演じる瑛太が薩摩琵琶を弾くシーンがあるとかで、その指導をしているという話があった。
小松が薩摩琵琶かあ。何かの逸話や伝承があるのだろうか?
ほかにも、書籍・映画・TVなどのイベント企画がたくさんあった。
山岡鉄舟の菩提寺である谷中・全生庵の平井住職も参加されていた。
山岡鉄舟といえば、江戸無血開城の立て役者の一人である。薩摩の西郷隆盛・益満休之助との関係は有名だ。
平井住職が最近表題の本を編まれたそうで、会場で販売されていたので購入。
詳しくは
ここ。
興味深いのは、5カ所掲載されている「鐵舟アーカイブズ」。要するに、鉄舟の史料が収録されている。
とくに「
慶応戊辰三月駿府大総督府ニ於テ西郷隆盛氏ト談判筆記」が面白いだろう。よく知られている駿府での西郷との交渉のいきさつが詳しく書かれている。
そのなかで少し気になったのは、西郷のそば近くに中村半次郎(のち桐野利秋)とともに村田新八がいたこと。
最近、村田は戊辰戦争に出征していない(王政復古の直後、会津藩士と斬り合って負傷のため)との説を聞いていたが、鉄舟の筆記には村田が登場する。西郷のそば近くにいるだけで、戦闘には参加しなかったということだろうか。
それで思い出したが、三田の薩摩藩邸で西郷と勝海舟会談が開かれたとき、隣の間に控えていたのも、中村と村田だったと書いた史料を見たことがあった。村田が東征に加わっていた可能性は高いかもしれない。
会の終了後、来年の「篤姫」関連企画のうち、鹿児島・京都・江戸の探訪ツアーの打ち合わせ。来年5月以降の企画だが、急がないと間に合わないそうだ。あわただしくツアー名のコピー案などを決める。
鹿児島が3泊4日、京都が2泊3日、江戸(東京)が日帰りである。
どうやら、全部ガイド役をやらないといけないらしい。大変だ。