膏肓記

歴史作家桐野作人のブログ  織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記

 
南日本新聞連載「さつま人国誌」第29回
―西郷隆盛と月照の密会―

連載が更新になりました。
左側のリンク欄「さつま人国誌」からご覧になれます。

今回から3回にわたって、京都五山のひとつ、東福寺の塔頭・即宗院にまつわる話を書く予定です。

今回は即宗院の紹介と、西郷が揮毫した「東征戦亡の碑」ができるまでを書きました。
即宗院をはじめて訪れたとき、驚いたのはこの巨大な石碑群でした。
供養碑が5基、西郷の揮毫碑が1基、計6基が居並ぶ姿は壮観です。
戊辰戦争の薩軍戦死者すべての名前が刻まれています。
戊辰戦争の戦死者をもっとも畏敬し、明治政府の官吏の腐敗堕落を嘆いたのは西郷その人でした。戦死者名をすべて刻んだことには、西郷の意向が影響しているかもしれません。

次回は、「人斬り」新兵衛こと、田中新兵衛について書く予定です。