膏肓記

歴史作家桐野作人のブログ  織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記

 
太田牛一筆『信長記』諸本の調査を再開。

本日早朝、東京国立博物館に行き、所蔵の『信長公記』と甫庵『信長記』を閲覧、撮影。
応対してくれた研究員のTさんはとても親切な方で、いろいろ便宜を図っていただいた。多謝。

『信長公記』は黒川真頼所蔵のものか。
一部虫損があったが、とても保存状態がよかった。

全撮だったので、夕方までかかる。
初めて東博の研究部門に入館した。セキュリティも厳しい。スペース的には、以前お邪魔した京博のほうが広かったような気もする。

昼食は時間がなく、向かいの東京芸大の学食でとった。いかにも昔風の学食で非常に懐かしかった。

閉館まで1時間ほど余裕があったので、特別展の「宮廷のみやび―近衞家1000年の名宝」 を駆け足で鑑賞した。さすがに1000年の歴史を誇る藤原北家・近衛家である。「御堂関白記」など目もくらむばかりの展示品だった。
ただ、織豊期は冷遇されていた感じ。書の三藐院流として知られる近衛信尹の書がとても多かった。信尹は前久の嫡男。先日、南日本新聞連載コラムにも薩摩への配流を書いたことがある。

明日もまた調査。
東急の五島美術館である。早起きしなければならない。
風邪気味の体にはこたえるなあ。

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