南日本新聞連載
「さつま人国誌」第43回
―蘭学から集成館事業へ―連載が更新になりました。
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今回は集成館事業の流れから、中原猶介を取り上げました。
おそらくほとんど知られていないと思いますが、蘭学者・化学者にして砲術家です。
早い話、禁門の変で来島又兵衛を撃退したのも、鳥羽伏見の戦いの伏見口で、会津藩や新選組の突撃を阻止したのも、中原の砲隊です。
薩摩藩軍事力の中核といえるような人物です。
惜しむらくは、北越戦争において、長岡で河井継之助と銃砲撃戦の展開中、膝に銃創を負い、それがもとで戦傷死しました。
手当てすれば、おそらく助かったはずですが、治療を拒否して他界しています。
中原は北越戦争では、黒田清隆と並ぶ参謀でした。
西郷・大久保亡きあと、薩閥の中心は黒田になりましたが、中原が存命だったらどうだったのかと思います。
次回は禁門の変での活躍を書いてみたいと思います。
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