日次記です。
3月3日(月)NHK大河ドラマ「篤姫」の監修者である原口泉氏(鹿児島大学教授)の上京に合わせた囲む会に誘われたので、友人のM川さん、I股さんと一緒に参加。
船上パーティという触れ込みに惹かれたわけで(笑)。
参加者の多くが、原口氏の出身高校であるK南高校の同窓生、それと東京の自顕流関係者だった。お知り合いの顔も二、三あった。昨年暮れ講演した京王電鉄の重役さんもおいでで、先方から挨拶されて恐縮する。
汐留の電通ビルで待ち合わせたが、暗いせいか目的地がよくわからず、辿り着くのに少し苦労した。
浜離宮近くのハーバーに碇泊している船に乗り込む。
定員の関係から30人ほどに限定の会だった。
鹿児島出身者が圧倒的に多いが、みなさん、東京生活が長いせいか、鹿児島弁はさほと飛び交わなかった。
とくに、原口氏の同級生で、世界を股にかけてクルージングのガイドをされている方の話は圧巻だった。
地中海の東半分、アラスカ沖、北欧のフィヨルドそしてカリブ海のユカタン半島寄りがクルージングにはお勧めとのこと。憧れるが、縁がなさそう(笑)。
そして、日本人や鹿児島県人は知らないが、錦江湾は世界有数のクルージング地だそうだ。
山川から湾に入って右手に雄大な桜島が見えてくると、外国人は「ブラボー」と歓声をあげるとか。
ナポリとヴェスヴィオス火山にも優るとも劣らぬ景観で、それを鹿児島県人が知らないのはもったいないという話には、うなずくことしきり。
地中海は無理でも、錦江湾クルーズなら現実性があるなと思った。
地元でやっているところはないのだろうか?
東京湾クルーズのはずが、主賓の原口氏が飛行機の遅れで到着が遅れに遅れて、なかなか出航できずに碇泊したまま。
ようやく到着されたときは9時を回っていた。
旬な「篤姫」制作上の裏話や、18年前の大河「翔ぶが如く」との比較など、軽妙に話されて爆笑の渦だった。
原口氏は以前、龍馬会全国大会が霧島で開催されたとき、挨拶されたのを遠くから眺めたことはあるが、実際に挨拶するのは初めてだった。
名刺を差し出したら、「おおっ、君か。前から会いたいと思っていたんだ」と噂に聞いていたとおり、人たらしである(笑)。
近刊の著書に私が書いたものを使わせてもらったからと、お礼を言われた。
「義弘じゃなく、義久に着目したのもなかなかだ」
と誉めていただき、恐縮する。
その他、郷里出水の郷士、伊藤祐徳の話で、しばし盛りあがる。伊藤祐徳と出水郷士団が西南戦争でどのような去就を示したのかを私が詳しく知ったのは、原口氏が25年ほど前に出演したNHKの歴史番組「歴史への招待」でだった。またそれがきっかけで郷土史に関心をもつようにもなった。そのいきさつを話したら、原口氏が伊藤家の歴代当主の名前をずらりと列挙されて驚かされる。私は祐徳とその孫の信夫氏しか知らないが(汗)。
ちなみに、祐徳の子孫が現・鹿児島県知事である。
そんなこんなの初対面だった。
結局、クルーズに出航したのは9時半を回ってからだったか。
東京タワーやレインボーブリッジ、お台場などがよく見えた。
次回は少し明るいうちから出港できたらいいなと思った。
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