膏肓記

歴史作家桐野作人のブログ  織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記

 
昨日、小学館古文書講座「てらこや」の受講生であるMさんが「見てもらいたい」と、どっと古文書の束を持ってきた。

幕末水戸藩の古文書が100点以上あった。
ほとんどが書簡である。
保存状態もとてもよい。

驚いたのは差出人や宛所の人物。
幕末水戸藩の有名人ばかりである。

戸田蓬軒や会沢正志斎(後期水戸学の学者)

金子孫二郎や稲田重藏(桜田門外の変関係者)

田丸稲之衛門や竹内仙右衛門(天狗党幹部)


ほかにも、箕作阮甫(蘭医)の書簡もある。

とくに安政元年(1854)2月のペリー艦隊2回目の来寇の報告が面白い。
絵入りである。将軍家定に献上したという汽車模型の絵も描いてあった。

私は幕末水戸藩のことはうといが、とにかく興味深い史料ではないかと思った。
しかるべき人に見てもらったほうがいいのではとアドバイスした。
久しぶりに眼福でした。

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