歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
近く始まる講座のご案内です。
関心のある方、受講してみませんか。

下記の2講座、同時申し込みなら、受講料割引あります。
詳しくはここ

講座名「信長・秀吉・政宗の手紙を読む―戦国武将の戦略と人生観―」
6/29、7/27、8/24の土曜日3回講座
いつもの三鷹サテライト教室ではないのでご注意下さい。

個性の強い3人の戦国武将はどういう人だったのか、そのすべては無理でも、その一端をうかがい知ることができると思います。意外な史料を紹介し、意外な一面が浮かび上がります。
詳しくは、ここをご覧下さい。

講座名「千利休などの手紙を読む―戦国文化人のいきざま―」
9/24・21の土曜日2回講座
これも千代田サテライト教室です。

上記講座の姉妹編といったらよいでしょうか。
こちらは武将ではなく文化人です。茶人と僧侶。
でも、2人とも豊臣秀吉という天下人に深く関わり、みずから政治化していき、それで権勢を得るとともに命取りにもなりました。2人の苛烈な生き方を考えます。
詳しくは、ここをご覧下さい。

千代田サテライト教室のアクセスはここです。
他の教室と間違えないよう注意して下さい。

↓↓↓ぜひ下記をクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング

スポンサーサイト

【2013/06/25 16:24】 | 武蔵野大学社会連携センター
トラックバック(0) |
南日本新聞連載「さつま人国誌」第283回
―明国渡航失敗、鬼界島へ―

昨日、連載が更新になりました。
同紙サイトのここか、右のリンク欄「さつま人国誌」をクリックすればご覧になれます。

前回に引き続いて、江戸初期の朱子学者、藤原惺窩の薩摩入りです。

今回は慶長大地震の記事が注目ですね。
非常に有名な地震ですが、畿内だけではなく西日本一帯を襲ったようです。
惺窩の『南航日記残簡』にも、閏7月9日、12日、13日と3回も記録されています。
畿内の慶長大地震は13日とされていますが、どうやら12日深夜に起きたようですから、もしかすると、惺窩の日記12日条「大地震、夜亦〔また〕震」というのが本震かもしれません。
ちなみに、地震が起きたときはまだ改元されておらず、本当は文禄6年です。
改元されたのは10月27日のことですから、文禄大地震と呼んだほうが正確かも知れません。

あと、惺窩は太守島津義久の御座船のことを書いています。
「壮麗、新しくて大也」とありますから、大きくて立派だったようです。
惺窩は義久にも会っていますから、もしかしたら乗せてもらったのかもしれません。

もうひとつ、山川港の様子も面白いです。
山川港は湾になっていますが、その西側の湾口に鳴川という川が流れ込み、現在もその流れが滝のように海に落ちているそうですが、惺窩もそれを見たと思われ、「瀑川」と表現しています。
また海岸の砂地から温泉が湧き出てきて、地元民が穴を掘って入浴していることも書かれています。
山川の近くの指宿が天然砂むし温泉として有名ですが、当時は山川も同様だったようです。

しかし、惺窩の明国渡航は失敗に終わりました。
嵐に遭って鬼界島に流されてしまったのです。
同島での滞在はおよそ1年にわたったようです。
鬼界島は源平時代、僧俊寛が島流しになったことでも知られています。
現在は硫黄島といいますが、以前、その上空を飛んでいたとき、海岸線を構成している活火山の周辺が硫黄で黄色くなっているのを目撃しました。文字どおり、硫黄島だと実感しました。
もちろん、太平洋戦争末期の激戦地である硫黄島とは別の島です。

次回も薩摩にやってきた人を取り上げる予定です。

↓↓↓ぜひ下記をクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング


【2013/06/25 14:04】 | さつま人国誌
トラックバック(0) |


ばんない
御無沙汰しております。

藤原惺窩の来薩については何かの本でちらっと読んだことがあったのですが、本人の記録が実際に残っていたとは知りませんでした。しかも、硫黄島で遭難していたとは…。私が読んだ本(タイトル失念、多分一般書)では山川で引き留められた、と書いてあったような…。

硫黄島で遭難したときには、流石の藤原惺窩の頭にも、俊寛のことがよぎったかも知れませんね(汗)

東京の「硫黄島」とはよく混同されるようですね>鹿児島「硫黄島」 東京が「いおうとう」鹿児島が「いおうじま」でしたか?クリント・イーストウッドの例の映画がヒットしたときには、鹿児島の方の役場にも問い合わせた殺到して、説明が大変だったとか聞いたことがあります。

>次回も薩摩にやってきた人
坂本竜馬とか近衞信尋ならべたすぎますしね、誰でしょうか?


次回
桐野
ばんないさん、お久しぶりです。

次回はベタに近い人です(笑)。


コメントを閉じる▲
南日本新聞連載「さつま人国誌」第282回
―伊集院幸侃に渡明訴える―

17日、連載が更新になりました。告知が遅くなりすみません。
同紙サイトのここか、右のリンク欄「さつま人国誌」をクリックすればご覧になれます。

今回は近世初期の著名な朱子学者、藤原惺窩が薩摩にやってきて、少し長く滞在し、日記も残していることを書きました。
あまり知られていないことだと思います。

今回いちばん興味深かったのは、惺窩が寄港先で出会った海商や船頭たちとの出来事です。
ワインを飲ませてもらったり、琉球やルソンへの航海マニュアルを見せてもらったり、挙句は南蛮人がつくった世界地図まで見せてもらっています。
この世界地図、誰が描いたものでしょうかね。興味が尽きません。

これは内之浦での出来事ですが、当時、同港の人々の旺盛な活動の一端をうかがうことができます。
南九州の人々は、南に開けた海に乗り出し、東アジア世界、ひいてはヨーロッパとつながっていたんだと実感させられます。

惺窩の目的は記事に書いたように、明国に渡海することでした。
儒学、朱子学という学問を究めるためです。
その渡航許可を島津家の筆頭老中、伊集院幸侃から得るために惺窩は幸侃への面会を望んだのです。

ここで、気になるのは幸侃の権限ですね。
惺窩は太守義久にも会おうとすれば会えたのに、会見を避けています。
義久はこの前後、薩摩の商人たちに朱印船貿易の許可証を発給しており、一番の権限をもつ人のはずですが、惺窩はなぜ義久を頼らなかったのでしょうか?

おそらく惺窩は上方で幸侃と知り合っていたのではないかと推察されます。
その縁を頼って薩摩まで下向してきたのでしょう。
惺窩は海商ではありませんから、朱印船貿易の許可を得たいわけではありません。
渡航許可は幸侃の権限でも十分可能だったということでしょうか。
筆頭老中で豊臣政権をバックにした幸侃の権勢をうかがわせる一面かもしれません。

次回はいよいよ惺窩が明国渡航にチャレンジします。
どういう結末になるかお楽しみに。

↓↓↓ぜひ下記をクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング




【2013/06/20 08:50】 | さつま人国誌
トラックバック(0) |
表題の件、明日12日22:00~、NHK地上波「ヒストリア」

篤姫特集です。

私も少し出演予定です。
よかったら、ご覧になって下さい。

詳しくはここです。

↓↓↓ぜひここをクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング

【2013/06/11 23:20】 | 信長
トラックバック(0) |

自筆?
ハンク
興味深く拝見しました。番組で紹介されていた篤姫自筆の書状というのは、信頼できるものなのでしょうか。

おそらく
桐野
真正のものではないかと思います。

私は大日本維新史料綱要記載の写ししか見たことなかったですけど、原文書が残っているとは聞いていました。

篤姫は達者な文字書く人で、まず大丈夫かなと思います。



ハンク
ご教示ありがとございます。

コメントを閉じる▲
近く始まる講座のご案内です。
関心のある方、受講してみませんか。

1.武蔵野大学生涯学習講座 千代田サテライト教室

講座名「信長・秀吉・政宗の手紙を読む―戦国武将の戦略と人生観―」
6/29、7/27、8/24の土曜日3回講座
いつもの三鷹サテライト教室ではないのでご注意下さい。

個性の強い3人の戦国武将はどういう人だったのか、そのすべては無理でも、その一端をうかがい知ることができると思います。意外な史料を紹介し、意外な一面が浮かび上がります。
詳しくは、ここをご覧下さい。

講座名「千利休などの手紙を読む―戦国文化人のいきざま―」
9/24・21の土曜日2回講座
これも千代田サテライト教室です。

上記講座の姉妹編といったらよいでしょうか。
こちらは武将ではなく文化人です。茶人と僧侶。
でも、2人とも豊臣秀吉という天下人に深く関わり、みずから政治化していき、それで権勢を得るとともに命取りにもなりました。2人の苛烈な生き方を考えます。
詳しくは、ここをご覧下さい。

千代田サテライト教室のアクセスはここです。
他の教室と間違えないよう注意して下さい。


2.日比谷カレッジ古文書塾「てらこや」特別講座

講座名「大久保利通の手紙を読む」全5回
7/2・16・30、8/20、9/5
会場は日比谷公園内の日比谷図書文化館です。

大久保利通は維新三傑の一人ですが、策略家とか有司専制といった、すでに出来上がったイメージが先行しているきらいがあります。実際の大久保はどういう人だったのかを、彼の手紙を中心に、彼の日記や他の関連史料を通じて見ていこうという講座です。
すでに9回、2クールを経過していますが、まださわりだけです。
大久保を政治家として大きく飛躍させることになった文久2年(1862)の久光率兵上京のあたりを現在読んでいます。第3クールは生麦事件などを読みます。
本格的に始まるのはこれからですから、関心のある方は受講してみませんか。

詳しくは、ここをご覧下さい。

↓↓↓ぜひ下記をクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング

【2013/06/11 06:06】 | イベント
トラックバック(0) |
本日の南日本新聞連載「さつま人国誌」は新聞休刊日のため休載です。

次週(17日)をお楽しみに。
あまり知られていない意外な事実だと思いますが、織豊~江戸初期の著名な儒学者藤原惺窩の来薩を2回にわたって書く予定。

連載のバックナンバーはここです。

↓↓↓ぜひここをクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング

【2013/06/10 17:17】 | さつま人国誌
トラックバック(0) |


SHIN
9日夜、NHK教育「美の壺」でお姿はじめて拝見しました。SHIN

有難うございます
桐野
明日12日22:00~、NHK地上波「ヒストリア」にも少し出演します。お時間ありましたら見て下さい。

コメントを閉じる▲
拙著『関ヶ原 島津退き口』(学研新書、2010年)が現在、電子書籍の特別セールを実施中。

Kindle版定価の半額、286円にて好評発売中です。

そして現在(7日17:30現在)、売れ行き良好。

Kindle版の有料ランキング100で、第4位
詳しくはここ

その日本史部門で、堂々の第1位です。
詳しくはここ

もし電子書籍を読めたり、購入できる環境にある方は廉価ですから、ぜひご購入をお願いします。

↓↓↓ぜひ下記をクリックして下さいね↓↓↓
人気ブログランキング

【2013/06/07 17:38】 | 戦国島津
トラックバック(0) |
お知らせです。

最近、表題のツールも使っています。

ご利用の方はアクセスしてみて下さい。
「桐野作人」で検索すれば、ヒットするはずです。

そちらもよろしくお願いします。

↓↓↓ぜひ下記をクリックしてくださいね↓↓↓
人気ブログランキング

【2013/06/03 08:20】 | 雑記
トラックバック(0) |