歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
久しぶりに心地よい脱力感を味わっている。

表題の月刊誌連載の最終回(第42回)をようやく脱稿した。
掲載は今月25日頃で、まだ校正が残っているものの、それなりの達成感を覚えている。

2008年正月号から3年半の長きにわたる連載だった。締切は月末だったが、別の原稿締切や講座などが立て込んでいるせいもあって、毎回のように脱稿が遅くなった。

思い起こせば、同誌編集長のSさんに何か連載してみる気はないかと声を掛けられたとき、すかさず「信長で」と答えた覚えがある。
「信長」は一応「表芸」ではあるのだが、そのじつ、本能寺の変など信長の晩年が中心で、その全生涯をカバーしていなかった。とくにその青年時代、尾張時代はほとんど白紙状態で、むしろ苦手だったといったほうがよい。

だから、連載当初から手探り状態だった。その間、多くの人々に教示を得ながら何とか継続することができた。

当初、S編集長からは2年間でと期限を切られたが、とても終わるはずがなく、2年目が終わった第24回はまだ元亀2年(1571)の比叡山焼き打ちまでしか進んでいないという体たらくだった。

見かねたS編集長がさらに1年連載を延長してくれたが、それでもまだ終わらず、さらに半年延ばしてもらい、しかも、最後の3回は規定枚数をだいぶオーバーしてもよいという特別の配慮をいただき、ようやく本日を迎えた次第である。

もっとも、最後の半年はかなり駆け足になっており、私自身もやや消化不良だった感は否めない。

本日、S編集長(現在は部長さんか)からねぎらいの言葉をいただくと同時に、さっそく単行本化の打ち合わせをしたい旨の話があった。
しかし、これにはだいぶ手がかかるかもと思っている。しかも、全42回の原稿総枚数は優に800枚を超えていると思われ、単行本にすると、500頁を超す「大作」になるのは間違いない。
今から膨大な推敲や校正作業などが待っていることを考えると、めまいがしそうだ。


さて、同時進行していた新書原稿も先週脱稿した。
2月末からかかっていたが、尻叩きの厳しい編集者のYさんのおかげで、私にしては珍しく早めに脱稿した。
執筆途中で大震災があり、数日間ずっと気が重くて落ち着かない状態で書いていた。

内容は大河ドラマ関連の歴史紀行である。
これまたお江や信長・秀吉に詳しい畏友たちに恵まれて、新ネタや貴重な写真を盛り込むことができた。
お名前は拙著に記すつもりだが、この場を借りて御礼申し上げる。

はやくも今月下旬発売予定です。

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【2011/04/01 22:41】 | 信長
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市野澤 永
こんばんわ。

お世話になっております。

月刊『歴史読本』の連載が
最終回脱稿とお聞きしました。
おめでとうございます!
書籍になるのが、待ち遠しいですね。

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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ。

お世話になっております。

月刊『歴史読本』の連載が
最終回脱稿とお聞きしました。
おめでとうございます!
書籍になるのが、待ち遠しいですね。
2011/04/02(Sat) 18:04 | URL  | 市野澤 永 #-[ 編集]
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