歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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本欄で、故・高橋秀直氏の遺作をご紹介した。

彼は本来、近代史の研究者であり、とくに『日清戦争への道』(東京創元社刊)という名著も遺している。
幕末維新史関係の論文はほとんど入手したが、この本だけはすでに絶版ということもあり、送られてくる古書目録はむろん、ネットで探しても、なかなか手に入らないでいた。

明治維新のなかに、その後のわが国の大陸侵略を必然化させた内因があったとする通説に対して、日清戦争の前後で、わが国の政治外交上の大きな転換、画期があったというのが、同書の趣旨のようである。
個人的にも興味があるテーマだったので読んでみたかった。

そこで思いあまって、ネット古書店「日本の古本屋」の「探求書コーナー」に書き込んだところ、すぐに情報をいただいた。

以前もこのコーナーに書いたことがあったが、梨のつぶてだったので、今回もダメもとだと思ってあまり期待していなかった。

しかも、情報提供店は自店の在庫ではなく、他店の在庫にあるはずだと教えてくれたのである。
それは神田神保町の古書店だったので、今朝さっそく電話してみたところ、在庫があることが確認でき、折良く本日は古文書講座の日で神保町に行くから、ついでに引き取ってくることになった。

自店の利益にならないにもかかわらず、何と奇特な古書店だろうと感謝することしきりである。同じ業界なので、店主同士で知り合いなのだろうか。どんな事情があるか知らないが、まことに有難かった。

うれしくなって、速攻で書いている。

そのお店は、滋賀県大津市にある「古本あい古屋」である。中国関係の古書が充実しているとか。
残念ながら専用サイトがないようだが、ここに同店の紹介があります。
きっと良心的なお店だと思うので、ご近所の方は一度訪れてみて下さい。


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【2007/03/13 11:18】 | 古書
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