歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
新著をご寄贈いただいた。
記して御礼申し上げます。

平山優氏『真田三代―幸綱・昌幸・信繁の史実に迫る―』
 PHP新書 860円+税 2011年11月

アマゾンの紹介はここです。

平山さんは甲斐武田氏や信濃真田氏の研究者としてよく知られている。
新著は副題にもあるように、真田三代のうち、三代目の信之は含まれていない。これについては信之は松代真田氏の祖として一個の近世大名論が必要という点と、やはり信繁の人気もあってのことだろう。

甲信の戦国時代に精通している著者なので、真田氏の歴史についてもコンパクトながら精細にまとめられている。「伝説」が多い真田三代をより足が地に着いた形で叙述してある。フィクションの真田一族を楽しむ人も、史実の真田一族を知ってほしいという著者の希望が込められているといえよう。

目次の章立てだけ紹介しておく。

第一章 真田氏の興り
第二章 真田幸綱の本領回復
第三章 真田昌幸の飛躍
第四章 「犬伏の別れ」と上田合戦
第五章 真田信繁の悲劇

ボリューム的には二代昌幸が一番多く半分を占める。まさに著者の本領発揮である。
欲をいえば、信繁の分量が少ないのがもったいない。新書のボリュームから考えると致し方ないのかもしれないが。

それはさておいても、真田三代を知るには好個の一冊である。

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【2011/10/29 22:31】 | 新刊
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