歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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今月後半はほぼ隔日ごとに講演・講座が続いている。

小学館「てらこや」体験講座
11月15日夕方から。
今回から神保町を離れて、日比谷の図書文化館に会場が移る。
日比谷図書館が都から千代田区に移管され、リニューアルも成って、なかなかきれいな図書館。
図書館だけでなく、展示館の機能もある。東京都の歴史がよくわかる展示を見て回る。
とくに明治16年の千代田区近辺の地図に魅入った。
何と、大久保邸(利通が他界しているので利和邸か)や西郷従道邸など明治の元勲の邸宅の位置や規模がよくわかった。あの地図の複製はないのだろうか?

講座内容は、西郷隆盛新出書簡2点。
とくに受講者の関心を引いたのは、「桐野半次郎」宛て書簡。
宛所が面白いし、中身も曰くありげ。
年次は明治9年(1876)で間違いなく、西南戦争勃発のわずか5カ月前。

明治政府での政争に敗れて帰国した左大臣島津久光が何と、西郷邸を訪れている。急な訪問で西郷家でもあわてたらしく、ありあわせの酒肴でもてなした由。
とにかく、久光と西郷の親密さがうかがえる書簡である。
久光が西郷に問いただした「二郎兵衛」の上京が一体何なのか、議論になったが、「二郎兵衛」が誰だかわからなかったので結論は出なかった。

終了後、受講生の方からメールいただき、「二郎兵衛」の教示を受ける。幕末期のかなりの有力者である。西郷より上位の人物だが、西郷が呼び捨てにしているのがやや気になるものの、有力候補だろう。彼が同年に明治政府の役職に就いたことも確認できる。彼の上京目的は何だったのだろうか?


武蔵野大学生涯学習講座「信長公記を読む」第2回
11月18日午後から三鷹サテライトキャンパスで。
前回から始まった新講座も2回目。
今回は「足利義昭の将軍宣下」と題してお話しする。
じつは『信長公記』にはこの件はあまり書かれていない。筆者太田牛一の身分からすれば、致し方ないか。
そこで、『言継卿記』などを使って、将軍宣下がどのような手続きを経てなされたのか説明する。
あと、堺や本願寺、奈良に対する矢銭賦課についても語る。
次回は三好三人衆の本国寺襲撃の予定。


茨城県弘道館アカデミー県民大学後期講座「お江の生涯」第2・3回
11月20日午後、筑西市の県西生涯学習センターで。
湘南新宿ラインを使って小山から下館へ。
相変わらず遠い。というか、関東は広い。
往路の電車中で、茨城県日立市あたりでかなり大きな地震があったらしいが、何も感じず、帰宅してから知る。
今回も2回分の講座。5回でと依頼があったのを、私の都合で3回に縮めてもらったため。
話はお江の初婚と再婚と、秀忠との結婚について。
初婚は佐治一成と佐治一族について、また離縁理由となった佐屋の渡しの一件とか、その当時、秀吉が浅井三姉妹を保護していた可能性は低いのではないかという話をした。
再婚は羽柴秀勝について。その知行地の変遷と官位(丹波少将と岐阜宰相)、また朝鮮陣(文禄の役)での陣立から、秀勝の知行高の推定などをした。
秀忠との結婚ついては、秀忠の人物像をひとくさり。またこの結婚が関白秀次改易後の豊臣政権の危機を、秀吉が徳川との同盟によって乗り切る政治的な背景があったことを話した。

明後日は時代考証学会のシンポジウムで、大河「龍馬伝」と龍馬暗殺について話さないといけない。
詳しくはここ

そんなわけで、書かなければならない原稿になかなか手がつかない(汗)。

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【2011/11/21 11:39】 | てらこや
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株の初心者の講座
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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コメント
この記事へのコメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
2011/11/27(Sun) 10:01 | URL  | 株の初心者の講座 #-[ 編集]
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