歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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昨日、東京信濃町で開かれた表題のシンポに参加。

私は報告とパネルディスカッションに出た。
報告は「大河ドラマ『龍馬伝』と龍馬暗殺の背景」と題して行ったが、やはり45分では少し時間が足りなかった。史料の説明が駆け足になったのが残念。

パネルディスカッションでは、幕末史研究者の三野行徳さん、「龍馬伝」を担当したNHKチーフプロデューサーの鈴木圭さんと同席。

大河ドラマとは何ぞやみたいな少し難しい展開になったが、何とか切り抜ける。
ただ、「龍馬伝」での龍馬像について、当時ありふれた攘夷青年という視点が欠けているのではという話を少ししたが、もう少し突っ込んで話すべきだったかもしれない。

じつは話すのを少し躊躇した点がある。
「攘夷」は近年あまりいいイメージを抱かれていない。狂信的なテロリズムという印象が強いのだろう。
しかし、「攘夷」はそういった面だけではない。「攘夷」運動なくして、やはり明治維新はなかっただろうと思う。
龍馬像がその時々の時代状況に規定されているという話をしたが、「龍馬伝」が攘夷青年としての龍馬の実像を忌避した背景には、近年の「攘夷」のイメージの悪さとともに、ある時代状況があるとも思った。時代状況は何も国内だけではなく、国際的なものもある。

それは10年前の9・11の影響だ。過激なイスラム原理主義が「攘夷」と重なって見え、それが意識的か無意識的か、「攘夷」忌避につながっているのではないかと思っている。

憶測すぎるから、あえて話さなかったけれど、そんなことも考えていたことを補足しておきたい。

会場には友人知人も何人かお見えだった。
わざわざ鹿児島からも島津さんや県の観光関係の方もお見えで挨拶された。かえって恐縮した。

長い一日でした。

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【2011/11/24 08:31】 | イベント
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行けなくて残念です
ながお
桐野様

こんにちは。時代考証学会のシンポ行けなくて残念でした。「龍馬伝」のプロデューサー氏とのディスカッションでは、なぜあれほど史実とかけ離れたのかとか、長州びいきと思われる節があったことなども話されたのでしょうか。

話しました
桐野
ながおさん

龍馬像に違和感がある。とくに嫌薩派龍馬というのは史実にもそぐわない、脚本家の出身と関係があるのかという話はしました。
明確な回答はなかったですけど。



びわこ
桐野様

彦根から行った知人が、桐野さんのお話を聞いて
「史料に基づくもので、古文書を例にして、独自の見解を述べられ、大変興味深く聞くことができました。」と感想を話してくれました。

桐野さんにご挨拶もできて、とてもよろこんで
帰ってきました。

のろし駅伝がなければ、彼女たちと一緒に行けたのに・・・と少し残念。

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この記事へのコメント
行けなくて残念です
桐野様

こんにちは。時代考証学会のシンポ行けなくて残念でした。「龍馬伝」のプロデューサー氏とのディスカッションでは、なぜあれほど史実とかけ離れたのかとか、長州びいきと思われる節があったことなども話されたのでしょうか。
2011/11/24(Thu) 14:28 | URL  | ながお #-[ 編集]
話しました
ながおさん

龍馬像に違和感がある。とくに嫌薩派龍馬というのは史実にもそぐわない、脚本家の出身と関係があるのかという話はしました。
明確な回答はなかったですけど。
2011/11/25(Fri) 08:28 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
桐野様

彦根から行った知人が、桐野さんのお話を聞いて
「史料に基づくもので、古文書を例にして、独自の見解を述べられ、大変興味深く聞くことができました。」と感想を話してくれました。

桐野さんにご挨拶もできて、とてもよろこんで
帰ってきました。

のろし駅伝がなければ、彼女たちと一緒に行けたのに・・・と少し残念。
2011/11/27(Sun) 17:30 | URL  | びわこ #-[ 編集]
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