歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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先週末の3月10日、板橋区立郷土資料館で「当世具足」展を観る。

地下鉄成増駅下車なので、拙宅からは遠いのかと思ったら、地下鉄副都心線を使えば、乗り換えも少なくて意外と早く着いた。副都心線に乗ったのは初めてかも。

ご一緒したのは、知り合いの調所一郎さん(広郷子孫)、徳川家広さん(徳川宗家世子)や小説家、ライターさんなど数人。だいたい、調所さんや徳川さんの飲み友達のようである。

近世の当世具足がたくさん並んでいた。時代的には江戸後期か幕末のものが多い。
中世具足研究者の豊田勝彦さんに詳しく説明していただく。
豊田さんは近世の甲冑はわからないといいながら、とても熱心に解説してもらった。
個人的に興味を引いたのは、北関東野州の黒羽藩の江戸後期の藩主大関増業の具足と一連の著書。彼は他家からの養子で、藩政改革をめざしたものの、失敗して家臣たちに押し込められた。
黒羽藩はもともと小藩だが、当時、とても困窮していたらしい。増業の改革によりさらに貧乏になるとして反発、ついに主君押し込めに至る。豊田さん曰く「失敗した上杉鷹山」には笑ったが、その長すぎる余生が哀しい。

大関増業は、甲冑に強い関心があったらしく、暇に任せて実に精密な甲冑の図面を描き遺している。しかも、等身大の切り抜いたパーツ図もあった。

薩摩藩だと同時期に島津斉宣がいるのを思い出した。「蘭癖大名」の異名をもつ父重豪の逆鱗に触れ、ついに押し込められてしまう。彼も趣味人だったな。

受付で高島秋帆や砲術関係、板橋宿関係の図録を購入。格安で有難かった。

一次会は赤塚駅付近の餃子店、二次会は赤坂だった。
最近すっかり呑めなくなったので、アルコールはビール一杯と紹興酒だけ。

徳川家広さんとお会いするのは2度目だが、ほんとに面白い人である。
徳川秘史というべき秘話もうかがったが、どこまで裏付けられるのか興味深い。

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【2012/03/15 22:25】 | 雑記
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10日の件
調所
当日は、お忙しい中、朝から有り難うございました。豊田さんは自身の母校・早稲田大学で甲冑の授業を担当してます。私と徳川さんの母校・慶應では刀や甲冑の授業とか考えられず、さすが個性派輩出の早稲田だと感心しました。

甲冑の授業
桐野
調所さん

先日はお疲れ様でした。
豊田さんは早稲田で甲冑の講義をされているとは驚きです。
たしかに大学の授業としては珍しいですね。

調所さんもどこかで刀剣や拵えの講座をもたれてはいかがですか?

そうそう、甲東祭は5月19日になりました。

私も行きます!
木脇noひろみ
「当世具足」展、見逃すところでした。展示中に行ってきます。
時代によってそのスタイルは異なりますが、史料では戦国時代の木脇刑部左衛門祐秀の甲冑は黒糸と記され、その手がかりを得る勉強のため同展に行ってきます。

板橋区立郷土資料館には、数年前より小西館長をお尋ねしご教授いただいております。幕末先祖・木脇権一兵衛(=賀左衛門)の元治元年文書史料を読み解くため西洋砲術についてお教えいただいております。木脇権一兵衛は高島秋帆の孫弟子にあたり、島津斉彬公の命で隊長になり藩士の西洋砲術(=御流儀)トレーニングに努め、その後軍賦役として長崎海軍伝習所に薩摩藩筆頭で参加。そこで勝海舟と出会い、元治元年には摂海砲台築造で兵庫、大坂、京都に幕府サイドとの仕事をすすめる中で勝と再会。その関連史料も少しづつ集めております。

いつも、桐野さんのブログを目にすると、私に必要な情報を得ることができます。感謝!

高島秋帆
桐野
木脇noひろみさん

お久しぶりです。

板橋の資料館ともご縁があったのですね。
ご先祖が高島秋帆の孫弟子とは存じ上げませんでした。
そのうち、お話を伺いたいものです。

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この記事へのコメント
10日の件
当日は、お忙しい中、朝から有り難うございました。豊田さんは自身の母校・早稲田大学で甲冑の授業を担当してます。私と徳川さんの母校・慶應では刀や甲冑の授業とか考えられず、さすが個性派輩出の早稲田だと感心しました。
2012/03/16(Fri) 19:32 | URL  | 調所 #-[ 編集]
甲冑の授業
調所さん

先日はお疲れ様でした。
豊田さんは早稲田で甲冑の講義をされているとは驚きです。
たしかに大学の授業としては珍しいですね。

調所さんもどこかで刀剣や拵えの講座をもたれてはいかがですか?

そうそう、甲東祭は5月19日になりました。
2012/03/16(Fri) 21:11 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
私も行きます!
「当世具足」展、見逃すところでした。展示中に行ってきます。
時代によってそのスタイルは異なりますが、史料では戦国時代の木脇刑部左衛門祐秀の甲冑は黒糸と記され、その手がかりを得る勉強のため同展に行ってきます。

板橋区立郷土資料館には、数年前より小西館長をお尋ねしご教授いただいております。幕末先祖・木脇権一兵衛(=賀左衛門)の元治元年文書史料を読み解くため西洋砲術についてお教えいただいております。木脇権一兵衛は高島秋帆の孫弟子にあたり、島津斉彬公の命で隊長になり藩士の西洋砲術(=御流儀)トレーニングに努め、その後軍賦役として長崎海軍伝習所に薩摩藩筆頭で参加。そこで勝海舟と出会い、元治元年には摂海砲台築造で兵庫、大坂、京都に幕府サイドとの仕事をすすめる中で勝と再会。その関連史料も少しづつ集めております。

いつも、桐野さんのブログを目にすると、私に必要な情報を得ることができます。感謝!
2012/03/20(Tue) 23:03 | URL  | 木脇noひろみ #-[ 編集]
高島秋帆
木脇noひろみさん

お久しぶりです。

板橋の資料館ともご縁があったのですね。
ご先祖が高島秋帆の孫弟子とは存じ上げませんでした。
そのうち、お話を伺いたいものです。
2012/03/21(Wed) 17:14 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
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