歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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最近、いただいたものです。
記して御礼申し上げます。

金子拓・遠藤珠紀さんより
『目録学の構築と古典学の再生―天皇家・公家文庫の実態復原と伝統的知識体系の解明―』
東京大学史料編纂所研究成果報告2011-3

編纂所の10編と11編を担当するお二人からいただきました。
8本の報告・論文・翻刻などが収録されています。そのうち、お二人の共著として、

「『兼見卿記』自元亀元年至四年記紙背文書」

があります。
吉田兼見の日記『兼見卿記』の紙背文書(筆写本)が同所に戦前から眠っていたのが近年発見され、その書誌的な研究と共に、紙背文書69点が翻刻されている。
天正7~9年の書状類の反古に元亀年間の日記が記載されていることが明らかになり、『兼見卿記』の成立過程の一端が判明したといえよう。つまり、同記はメモか草稿のようなものから浄書まで数年から10年ほどの時間が経過しているということである。
紙背文書のなかで、個人的には兼見の義兄弟(妻の兄か)である佐竹出羽守こと明智秀慶の書状が興味深い。

金子拓さんより
「肥後加藤家旧蔵豊臣秀吉・秀次朱印状について(続)」 『東京大学史料編纂所研究紀要』22号 2012年

タイトルにあるように前論文の続編である。
前論文で改易された肥後加藤家の受給文書が予想以上に大量に伝来していることに驚いたが、今回はその伝来経過を詳しく明らかにしている。そして秀吉・秀次の朱印状写し66点が紹介されている。


内倉昭文さんより
「『鹿児島県史料 名越時敏史料』について―収録(予定)史料に関する書誌的な研究等を中心に―」 『黎明館調査研究報告』24集 2012年
「曽我(どん)の“かさたき”考―「誤説」の訂正と『仮説』の提示―」 『鹿児島史学』57号 2012年
「『鹿児島史学』総目録」 『鹿児島史学』55号 2012年

鹿児島県資料センター黎明館の学芸員である内倉さんより3点頂戴した。
名越時敏史料は最近、公刊されている。「南島雑話」で有名な人物だが、そのほかにも多くの史料があることを知った。
曽我どんのかさたき(傘焼き)は鹿児島の有名な民俗行事。その位置づけや現存経緯を再検討しようという趣旨か。
『鹿児島史学』の総目録は有難い。知らない論文がたくさんあることがわかった。

以上、御礼申し上げます。
ほかにもまだいただきものがあるのですが、後日を期します。

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【2012/04/12 09:50】 | 新刊
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