歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
南日本新聞連載「さつま人国誌」第253回
―漢方医の調薬で全快―

本日、連載が更新されました。
同紙サイトのここか、右のリンク欄「さつま人国誌」をクリックすれば、ご覧になれます。

じつは、先週の第252回「町田久成の波瀾の生涯(下)」の更新をお知らせするのを忘れておりました(汗)。
よかったら、ご一緒にご覧下さい。

今回は、少し閑話休題的なネタになりました。
島津斉彬は病弱な人だったように思います。側近の日記には病気の記事が多いです。とくに藩主になってからは、将軍継嗣問題など政治上の難題もあり、神経をすり減らす日々がつづいたのではないかと思われます。

神経をすり減らせば、不眠症になるのは古今共通しているかもしれません。
みずから蘭学を修めた斉彬は蘭方医に全幅の信頼を寄せ、しかも、斉彬を診断した伊東玄朴や戸塚静海といえば、当代きっての蘭学者です。
しかし、不眠症は深刻だったのか、蘭方医の治療では快癒しませんでした。そこで、漢方医の登場となるわけですが、斉彬はあまり信用していなかったのでしょうね。藩医の諫言を一度は斥けてしまいます。

そして登場したのが多紀元堅。漢方の幕府奥医師であり、篤姫が御台所になるにあたり、対幕交渉の取次をしてくれた人物です。そうした政治的な動きのほか、漢方でもやはり一廉の医者ではあったのでしょうね。

余談ですが、ドラマ「JIN―仁―」で相島一之が演じた幕府奥医師の多紀元琰は上の元堅の息子ですね。

次回は未定です。

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【2012/10/08 17:29】 | さつま人国誌
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ながお
桐野様

斉彬の蘭学への信奉ぶりがわかる逸話ですね。
蘭方医、漢方医それぞれ等分に褒美を与えて気配りも忘れてないですね。


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コメント
この記事へのコメント
桐野様

斉彬の蘭学への信奉ぶりがわかる逸話ですね。
蘭方医、漢方医それぞれ等分に褒美を与えて気配りも忘れてないですね。
2012/10/09(Tue) 13:58 | URL  | ながお #-[ 編集]
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