歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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週刊司馬遼太郎Ⅱ

表題の本を、週刊朝日編集部の村井さんからご恵贈いただいた。感謝。

このシリーズの2冊目である。
今回は「関ヶ原」「梟の城」「世に棲む日日」「峠」の4作品を取り上げてあるようだ。
前回もそうだったが、今回も写真と絵が美しい。
写真は小林修さんというカメラマンだ。今後も注目しておきたい。

まだざっとしか読んでいないが、「世に棲む日日」には、地元である周南市のマツノ書店店主の松村久さんが写真付きで登場していた。松村さんの愛車は「松陰号」というそうだ(笑)。

それと感慨深かったのは、長岡市にとうとう河井継之助記念館が出来たことである。昨年暮れオープンのようだ。県境を越えた只見町が継之助終焉の地なので、ここには記念館があったが、これまで長岡にはなかった。
「とうとう」というのは、継之助について、地元では賛否両論、いや批判論のほうが強かったから。何せ、北越戦争で長岡はほとんど丸焼けになってしまったから、開戦を決意した継之助への風当たりが強かった。
いずれにせよ、地元が歴史と向き合っていることは大事だと思う。
もっとも、米百俵の話もすっかり忘れられてしまったなあ(笑)。

翻って考えれば、鹿児島も西南戦争でたくさんの人間が死に、多くの町が焼けた。鹿児島だけでなく、関係ない熊本や宮崎の町まで焼いた。
その責任を問う声はあまり鹿児島からは聞こえてこない。継之助のいくさが私戦なら、西郷のいくさも私戦だと思うが……。
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【2007/05/02 23:48】 | 新刊
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