歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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恒例の小学館古文書講座「てらこや」の出講が今夜から始まった。前回の寺村左膳の日記から一転して、薩摩な話題である。

話題がほとんど薩摩に絞られるため、これまでの受講者のみなさんから敬遠されるのではと思っていたが、豈図らん哉。
盛況で定員一杯になってしまった。
それもこれも大河ドラマの社会的話題性のおかげだろう。

今日は第1回で、テーマの前提ともいうべき幕末前史として、鎌倉以来の島津氏の簡単な歴史を振り返りながら、将軍吉宗時代の竹姫入輿問題を取りあげた。

島津氏の話をしながら、本当は戦国や織豊期のほうがやりやすいと思いながら、スルーする。
竹姫入輿問題は、まず竹姫のことをほとんどの人が知らないと思い、実家の清閑寺家の家格などから入る。
竹姫が婚約者に相次いで死なれるという不幸な過去をもっていることなど話しながら、史料を読むと「御器量勝れかね」なんて個所で、笑い声が起きた。何とか関心をもってもらえたと思う。

竹姫入輿から入ると、篤姫はまだかという声も出てくるかもしれないが、やはりこうした歴史の流れを押さえておいたほうが理解しやすいと思うがゆえの試みだった。

今回は珍しくほぼ定刻に終了。いつもより格段に史料読解が少なかったからだろう。本当はこれくらいがいいかもしれない。

質問もたくさん出た。とくに、

城下士と郷士の身分差別の要因は何か?

竹姫の遺言は史料として残っているのか?

といった鋭い質問が出て、たじたじだった。
竹姫の遺言については、私が少し間違った説明をしたかもしれない。もう少し調べておいたほうがいい。反省点である。

次回はこれらのおさらいをしながら、島津重豪の一女、茂姫(広大院)と将軍家斉の婚姻を中心にやりたいと思う。

なお、今後はこれまでやったことのない試みもするつもりである。
テーマが大河ドラマに関わるだけに、宮尾登美子の原作本と実際の史料の対比を通じて、作品がどのように作られるのか、そのプロセスなどをかいま見たいと思っている。これも一種の史料論だろう。
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【2007/07/10 23:51】 | てらこや
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どうでもいいことですが……
市川
こんにちは、市川です。
私も来年の大河ドラマ『篤姫』は楽しみにしています。
ただ驚いたのは、篤姫を演じる女優が宮崎あおいさんというまだ21歳の方だということです。若いですね。
ちなみに和宮役には堀北真希さん(現在19歳)を起用。

確かに篤姫は20歳で家定の正室になっておりますから、年齢的には合っているんですよね(輿入れのときのみですけど)。
この二人の演技力と、脚本家の力に期待してます。

キャスト
桐野
市川さん、こんばんは。

篤姫―和宮コンビは本当に若いですね。
たしか篤姫が将軍家定と正式に結婚したのは数え22歳のときだったと思いますが、生物学的に同年齢でも、現代と時代が違って、当時の人は一般に老成していますから、ちょっと年上の人が演じるくらいがちょうどいいのかもしれませんが。

ともあれ、頑張ってほしいものです。

それにしても、その後主要キャストが発表されませんね。個人的には、小松帯刀を誰が演じるのか気になっているところです。


「篤姫」キャスティング発表!
町田明広
町田です。ご無沙汰しております。
ようやく、発表になりましたね。
http://www3.nhk.or.jp/drama/
個人的には久光が誰かということが関心事でしたが、山口祐一郎ですか。期待したいです。
しかし、和宮の堀北真希は含まれていませんね。竜馬、慶喜、海舟らと共に、次回でしょうか。
いずれにしろ、来年大河は見ることになりそうです(^^)

ようやく
桐野
町田明広さん、こんばんは。

「篤姫」キャスティングの紹介有難うございました。
榎木孝明が久光かと思っていました。沢村一樹、山口祐一郎と鹿児島出身者が揃いましたね。

原田泰造が大久保正助ですか。鹿賀丈史とくらべるのは可哀相か。頑張ってほしいものです。

小松帯刀はジャニーズ系かと予測しておりましたが、やはりスケジュールを押さえられなかったか。瑛太は最近よくドラマなどに出る若手ですね。
ともあれ、頑張ってほしいものです。

そうそう、町田さんの最近の論文について、私のリンク欄にある「つばめ飛ぶ~」のパルティア・ホースカラーさんが紹介と批評をして下さっています。未見なら、ご覧になって下さい。



拝見しました。
町田明広
桐野さん、コメントありがとうございました。
そうでしたか、鹿児島出身者がかなり含まれているんですね。印象では、全体的に若い中で、渋く押さえるところは外さないといった感じがします。ところで、次回、鹿児島に行かれる際は同行させていただけるとうれしいです(^^) すいません、少々饒舌すぎました<m(__)m>
さて、「つばめ飛ぶ~」は、実は本サイト同様、必見サイトに登録済みでして、研究のためにも参考にしていただいております。今回は「主賓」(笑)でしたが、以前からも度々取り上げていただいておりました。

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どうでもいいことですが……
こんにちは、市川です。
私も来年の大河ドラマ『篤姫』は楽しみにしています。
ただ驚いたのは、篤姫を演じる女優が宮崎あおいさんというまだ21歳の方だということです。若いですね。
ちなみに和宮役には堀北真希さん(現在19歳)を起用。

確かに篤姫は20歳で家定の正室になっておりますから、年齢的には合っているんですよね(輿入れのときのみですけど)。
この二人の演技力と、脚本家の力に期待してます。
2007/07/11(Wed) 18:47 | URL  | 市川 #-[ 編集]
キャスト
市川さん、こんばんは。

篤姫―和宮コンビは本当に若いですね。
たしか篤姫が将軍家定と正式に結婚したのは数え22歳のときだったと思いますが、生物学的に同年齢でも、現代と時代が違って、当時の人は一般に老成していますから、ちょっと年上の人が演じるくらいがちょうどいいのかもしれませんが。

ともあれ、頑張ってほしいものです。

それにしても、その後主要キャストが発表されませんね。個人的には、小松帯刀を誰が演じるのか気になっているところです。
2007/07/11(Wed) 23:27 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
「篤姫」キャスティング発表!
町田です。ご無沙汰しております。
ようやく、発表になりましたね。
http://www3.nhk.or.jp/drama/
個人的には久光が誰かということが関心事でしたが、山口祐一郎ですか。期待したいです。
しかし、和宮の堀北真希は含まれていませんね。竜馬、慶喜、海舟らと共に、次回でしょうか。
いずれにしろ、来年大河は見ることになりそうです(^^)
2007/08/06(Mon) 20:27 | URL  | 町田明広 #-[ 編集]
ようやく
町田明広さん、こんばんは。

「篤姫」キャスティングの紹介有難うございました。
榎木孝明が久光かと思っていました。沢村一樹、山口祐一郎と鹿児島出身者が揃いましたね。

原田泰造が大久保正助ですか。鹿賀丈史とくらべるのは可哀相か。頑張ってほしいものです。

小松帯刀はジャニーズ系かと予測しておりましたが、やはりスケジュールを押さえられなかったか。瑛太は最近よくドラマなどに出る若手ですね。
ともあれ、頑張ってほしいものです。

そうそう、町田さんの最近の論文について、私のリンク欄にある「つばめ飛ぶ~」のパルティア・ホースカラーさんが紹介と批評をして下さっています。未見なら、ご覧になって下さい。

2007/08/06(Mon) 20:45 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
拝見しました。
桐野さん、コメントありがとうございました。
そうでしたか、鹿児島出身者がかなり含まれているんですね。印象では、全体的に若い中で、渋く押さえるところは外さないといった感じがします。ところで、次回、鹿児島に行かれる際は同行させていただけるとうれしいです(^^) すいません、少々饒舌すぎました<m(__)m>
さて、「つばめ飛ぶ~」は、実は本サイト同様、必見サイトに登録済みでして、研究のためにも参考にしていただいております。今回は「主賓」(笑)でしたが、以前からも度々取り上げていただいておりました。
2007/08/06(Mon) 21:18 | URL  | 町田明広 #-[ 編集]
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