歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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編集担当者のN本さんからの連絡で、表題の拙著(PHP文庫)が重版になったことを知る。

文庫ながら、500頁以上の「大作」で、ふつうの文庫の2冊分の分量がある。地味で読みにくい、読み通せない、難しいという評判だったので、重版になったことは非常に喜ばしい。
Amazonから拙著のリンクを張ったところ、書評がいくつか載っていて、予想以上に好意的に書かれているのを知って安堵した。

1300枚あった原稿を1000枚未満に削った苦労を思い出した。とくに前半部分の薩摩統一期の話を相当削った。最初に力を入れて書いた部分だったので、断腸の思いがしたものである。

そういえば、同文庫の次回作として「島津義弘と立花宗茂」を執筆する予定になっているが、延び延びになっている。こちらのほうが、じつはずっと売れるはずだと踏んでいる。早く不義理状態を解消したいものだ。
だが、その前にまだやらなければならない仕事が……。
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【2007/08/22 20:47】 | 戦国島津
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おめでとうございます
かわい
 地味とか難しいとかはともかく、読み通せないという評判があったとは意外です。私などはすでに2度読んでいますが、データを取りたいのでさらにあと3度は読むつもりです。
 義弘と宗茂もマニアとしては地味で難しいのを期待したいところです。

5度も!
桐野
かわいさん、こんばんは。

率直なご感想、有難うございます(笑)。

それにしても、都合5度も読むほどの値打ちがありますかね? データといっても、所詮フィクションもありますから。あるいは、あら探しのこと?

義弘と宗茂については、義久で苦労したので、少し楽して書きたいと思っていたのですが(爆)。

ファンクラブですから(笑)
かわい
 登場人物一覧と地名一覧と年表を作ろうと思っていまして、そういう意味ではフィクションの部分も重要になります。
 『反太閤記』とか『織田武神伝』のも作りたいんですけど、個人作業なので手が回りません(笑)。

義弘と宗茂に興味津々
市川
桐野先生、こんばんは。
『島津義久』は地図や登場人物、合戦の詳細が載っていて大変勉強になったことを覚えています。特に私は島津忠恒のファンなので、彼の活躍(?)の所を面白く読ませていただきました。
あと個人的に、秋月種実も大好きです。

次回作の義弘と宗茂も期待しております。二人は敵同士だったのにその後は何かと協力して乱世を乗り切った印象がありますから、いろいろ興味深いです。えらく歳は違うのに……でも、そこもまた面白い!

最近暑いですが、これからも頑張ってください。

慶祝
ばんない
重版おめでとうございます。

>『島津義弘と立花宗茂』(仮)
たぶん内容が充実しすぎて義弘編と宗茂編で別々の本になるんでは
と、予想しておきます(苦笑)

期待大
武藤 臼
おめでとうございます。
私も楽しく読まさせていただきました。

>義弘と宗茂
大変楽しみにしてますので、よろしくお願いします(笑

楽しみにしています
重版おめでとうございます。

外国人ながら、わたしも2度読んでいますね。今戦国時代の島津氏、特に島津義久をめぐる解説本や伝記などは殆どないと思います。普通は義弘の本がいっぱいあるので、『島津義久』は珍しいし、そのときの島津氏の家中事情も詳しく書いてあり、重要な読本だと思います。

ご新著も楽しみにしていますが、もし都合よければファクションより、戦国時代の島津氏その家族史、あるいは政治史の解説本にはもっと期待していますね。

印象には、一般向けの島津氏の解説本は三木靖氏の『薩摩島津氏』(戦国史叢書10)と『裂帛島津戦記』(歴史群像シリーズ 戦国セレクション)二冊しかありません。実は「もっと知りたいな~」という気持ちがあります。






御礼
桐野
みなさま

拙著重版につき、いろいろ懇切なるお言葉をいただき、有難うございます。
少しは報われた気がしております。

島津氏については、まだまだ知られていないことが多いので、これからもいろいろ調べてみたいと思っております。次回作も頑張ります。



島津家の女性たち
桐野
胡さん、こんにちは。

胡さんは外国の方でしたか。
それにしても、お詳しいですね。

島津氏の家族史といえば、よくコメントを下さるばんないさんのサイトが充実しています。とくに島津家の女性について、これほど詳しいサイトは知りません。興味がおありなら、のぞいて見て下さい。

http://www.realintegrity.net/~shimadzu/index.html

おめでとうございます
かじやちょう
重版おめでとうございます。

私も楽しく読ませていただきました。
苦労して削られた前半部も拝見したいですね。
どこかで書いて頂けると思いますので、楽しみにしています。



おめでとうございます!!
もゅはく
遅ればせながら重版、おめでとうございます!

南日本新聞に「島津義久」を執筆中だという記事を見てから、
発売日を待ち望んでいたファンとしても嬉しい限りです。

私は新婚旅行に国分に行くほどの義久ファンなので(笑)、正直なところ、某有名人の史観(義久=中央に疎い愚鈍な大将、義弘=苦労人)に染まった方に書かれたらたまらないなと思いましたが、桐野先生は他の作品を拝見しても偏見を交える事が少ないようにお見受け致しており、安心しておりました。実際に内容もすばらしく、非常に楽しんで何度も拝見させていただきました。

個人的には義久と前久は大親友と認識していており、後々までいたる両家の関係も、二人の交流あってこそと認識していたので、(名前も前久・義久&龍山・龍伯と兄弟みたいなのもありますが、それは別として(笑))、二人の交流が少なく、初対面で前久の事を鼻持ちならん奴のような書き方をされていたのは意外でしたが。

あとは・・・川上久朗との関係も(おいおい)

島津義弘を主題にした書物は多数あり、中には他からの二次引用だけで済ませているひどい小説もあります。一方、立花宗茂作品も比較的ありふれたものです(戦国無双ブームなどによって、それだけ二武将の作品に対する需要があるということなのだと思いますが)。桐野先生の作品で、それらの作品を吹き飛ばして下さるものと楽しみにしております。

前半の薩摩統一戦、何かの機会にご発表されることをとても楽しみにしております。義久の狡猾な一面もみられるのではないかと期待しております。



有難うございます
桐野
もゅはくさん、こんにちは。

過分のお褒めの言葉をいただき恐縮です。

新婚旅行は国分に行かれたのですか。それはすごい。
どうせなら、そこまでのめり込みたいものですね。

義久の評価が低いのは、やはり近世の藩政が義弘―家久ラインで始まったことが大きく陰を落としていると思います。

義弘のほうが豊臣政権に密着した開明派で、義久は頑迷派という考え方が多いですが、要は距離の取り方、程度問題でしょうね。
義久のほうが今日的には地方分権の観点からも評価できたりするのではないかと思います。秀吉や家康との駆け引きもギリギリの線で持ちこたえており、なかなかだと思います。

近年、秀吉の九州陣も豊臣方の圧倒的な勝利ではなく、兵粮や補給などで不安があったために早期和睦をせざるをえなかったという見方も出ています。
とすれば、義久は秀吉の弱点につけ込んだという評価も出てくることにならないかとも思っています。

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コメント
この記事へのコメント
おめでとうございます
 地味とか難しいとかはともかく、読み通せないという評判があったとは意外です。私などはすでに2度読んでいますが、データを取りたいのでさらにあと3度は読むつもりです。
 義弘と宗茂もマニアとしては地味で難しいのを期待したいところです。
2007/08/22(Wed) 21:10 | URL  | かわい #b7R9Co7w[ 編集]
5度も!
かわいさん、こんばんは。

率直なご感想、有難うございます(笑)。

それにしても、都合5度も読むほどの値打ちがありますかね? データといっても、所詮フィクションもありますから。あるいは、あら探しのこと?

義弘と宗茂については、義久で苦労したので、少し楽して書きたいと思っていたのですが(爆)。
2007/08/22(Wed) 22:04 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
ファンクラブですから(笑)
 登場人物一覧と地名一覧と年表を作ろうと思っていまして、そういう意味ではフィクションの部分も重要になります。
 『反太閤記』とか『織田武神伝』のも作りたいんですけど、個人作業なので手が回りません(笑)。
2007/08/22(Wed) 22:39 | URL  | かわい #b7R9Co7w[ 編集]
義弘と宗茂に興味津々
桐野先生、こんばんは。
『島津義久』は地図や登場人物、合戦の詳細が載っていて大変勉強になったことを覚えています。特に私は島津忠恒のファンなので、彼の活躍(?)の所を面白く読ませていただきました。
あと個人的に、秋月種実も大好きです。

次回作の義弘と宗茂も期待しております。二人は敵同士だったのにその後は何かと協力して乱世を乗り切った印象がありますから、いろいろ興味深いです。えらく歳は違うのに……でも、そこもまた面白い!

最近暑いですが、これからも頑張ってください。
2007/08/22(Wed) 23:36 | URL  | 市川 #-[ 編集]
慶祝
重版おめでとうございます。

>『島津義弘と立花宗茂』(仮)
たぶん内容が充実しすぎて義弘編と宗茂編で別々の本になるんでは
と、予想しておきます(苦笑)
2007/08/22(Wed) 23:36 | URL  | ばんない #kyBjvhlc[ 編集]
期待大
おめでとうございます。
私も楽しく読まさせていただきました。

>義弘と宗茂
大変楽しみにしてますので、よろしくお願いします(笑
2007/08/23(Thu) 00:49 | URL  | 武藤 臼 #-[ 編集]
楽しみにしています
重版おめでとうございます。

外国人ながら、わたしも2度読んでいますね。今戦国時代の島津氏、特に島津義久をめぐる解説本や伝記などは殆どないと思います。普通は義弘の本がいっぱいあるので、『島津義久』は珍しいし、そのときの島津氏の家中事情も詳しく書いてあり、重要な読本だと思います。

ご新著も楽しみにしていますが、もし都合よければファクションより、戦国時代の島津氏その家族史、あるいは政治史の解説本にはもっと期待していますね。

印象には、一般向けの島津氏の解説本は三木靖氏の『薩摩島津氏』(戦国史叢書10)と『裂帛島津戦記』(歴史群像シリーズ 戦国セレクション)二冊しかありません。実は「もっと知りたいな~」という気持ちがあります。




2007/08/23(Thu) 01:35 | URL  | 胡 #-[ 編集]
御礼
みなさま

拙著重版につき、いろいろ懇切なるお言葉をいただき、有難うございます。
少しは報われた気がしております。

島津氏については、まだまだ知られていないことが多いので、これからもいろいろ調べてみたいと思っております。次回作も頑張ります。

2007/08/23(Thu) 10:14 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
島津家の女性たち
胡さん、こんにちは。

胡さんは外国の方でしたか。
それにしても、お詳しいですね。

島津氏の家族史といえば、よくコメントを下さるばんないさんのサイトが充実しています。とくに島津家の女性について、これほど詳しいサイトは知りません。興味がおありなら、のぞいて見て下さい。

http://www.realintegrity.net/~shimadzu/index.html
2007/08/23(Thu) 10:15 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
おめでとうございます
重版おめでとうございます。

私も楽しく読ませていただきました。
苦労して削られた前半部も拝見したいですね。
どこかで書いて頂けると思いますので、楽しみにしています。

2007/08/26(Sun) 10:16 | URL  | かじやちょう #-[ 編集]
おめでとうございます!!
遅ればせながら重版、おめでとうございます!

南日本新聞に「島津義久」を執筆中だという記事を見てから、
発売日を待ち望んでいたファンとしても嬉しい限りです。

私は新婚旅行に国分に行くほどの義久ファンなので(笑)、正直なところ、某有名人の史観(義久=中央に疎い愚鈍な大将、義弘=苦労人)に染まった方に書かれたらたまらないなと思いましたが、桐野先生は他の作品を拝見しても偏見を交える事が少ないようにお見受け致しており、安心しておりました。実際に内容もすばらしく、非常に楽しんで何度も拝見させていただきました。

個人的には義久と前久は大親友と認識していており、後々までいたる両家の関係も、二人の交流あってこそと認識していたので、(名前も前久・義久&龍山・龍伯と兄弟みたいなのもありますが、それは別として(笑))、二人の交流が少なく、初対面で前久の事を鼻持ちならん奴のような書き方をされていたのは意外でしたが。

あとは・・・川上久朗との関係も(おいおい)

島津義弘を主題にした書物は多数あり、中には他からの二次引用だけで済ませているひどい小説もあります。一方、立花宗茂作品も比較的ありふれたものです(戦国無双ブームなどによって、それだけ二武将の作品に対する需要があるということなのだと思いますが)。桐野先生の作品で、それらの作品を吹き飛ばして下さるものと楽しみにしております。

前半の薩摩統一戦、何かの機会にご発表されることをとても楽しみにしております。義久の狡猾な一面もみられるのではないかと期待しております。

2007/11/09(Fri) 00:41 | URL  | もゅはく #5.w9keGg[ 編集]
有難うございます
もゅはくさん、こんにちは。

過分のお褒めの言葉をいただき恐縮です。

新婚旅行は国分に行かれたのですか。それはすごい。
どうせなら、そこまでのめり込みたいものですね。

義久の評価が低いのは、やはり近世の藩政が義弘―家久ラインで始まったことが大きく陰を落としていると思います。

義弘のほうが豊臣政権に密着した開明派で、義久は頑迷派という考え方が多いですが、要は距離の取り方、程度問題でしょうね。
義久のほうが今日的には地方分権の観点からも評価できたりするのではないかと思います。秀吉や家康との駆け引きもギリギリの線で持ちこたえており、なかなかだと思います。

近年、秀吉の九州陣も豊臣方の圧倒的な勝利ではなく、兵粮や補給などで不安があったために早期和睦をせざるをえなかったという見方も出ています。
とすれば、義久は秀吉の弱点につけ込んだという評価も出てくることにならないかとも思っています。
2007/11/10(Sat) 14:11 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
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