
これまで何度か紹介した、幕末薩摩の英国留学生を記念した鹿児島の銅像の追加建立問題。
「〜完成させる会」が立ち上がり、メディアもこれを積極的に取りあげた。
及ばずながら、小生も
連載コラムで、高見弥一と堀孝之の2人が銅像から除外されていることは理由がないことを書いたり、メディアにも追加建立をすべきであるという趣旨のコメントをしてきた。
鹿児島市議会でも、この問題が取りあげられ、市当局から2人も薩摩藩士であることを事実上認める答弁を引き出すなど、一歩前進したように思われた。
しかし、先日、「〜完成させる会」発起人有志が市長に面会して追加建立を訴えたところ、市長は曖昧な態度に終始して、この問題に取り組む熱意を見せなかったという。
市長がこれでは、市当局のこれまでの事なかれ主義を変えることは難しいかも知れないという声があがっている。
今後の新たな展開を期待したいが、難しそうな形勢である。
鹿児島市民はこの問題をどう考えているのか、あるいは無関心なのか、東京にいてはよくわからないけれど、県外から見れば、これはすぐれて鹿児島の見識や歴史意識が問われる課題だと思う。
小生も鹿児島産だけに、この問題が将来にわたって、禍根を残すことになるのではないかと恐れている。現状のまま放置しておくことは、決して鹿児島のためにならない。
何とか打開策はないのだろうか。