歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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武家屋敷

出水の武家屋敷群のなかの仮屋門(地頭の館を仮屋という)

とある筋によれば、「篤姫」第1回に、郷里の出水の武家屋敷が登場したそうである。

この武家屋敷は知覧のそれと並んで、当時の家並みがよく保存されており、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。詳しくはここ

薩摩藩領には、100以上の外城(とじょう)や私領があった。これを○○郷とも称する。
外城は島津家の直轄地、私領は一門・門閥の所領で、ともに麓と呼ばれる地方武士団(郷士・私領士)の集住地域があった。この地方武士団は鹿児島城下の城下士(西郷・大久保など)と厳密に区別され、身分差別もあった。
出水郷は藩内最大規模で、郷士数も1.000人を超えていたといわれる。西南戦争には約600人従軍したとか。

郷里の武家屋敷で「篤姫」のロケがあったというのは地元の新聞記事にもなっていた。でも、どこで登場するのかよくわらなかった。
ドラマでは、まだ世子の島津斉彬が初めてのお国入りのとき、今和泉家の島津忠剛の案内で、地頭の屋敷(仮屋)とおぼしきところに立ち入り、郷士たちの踊りを見学する場面があった。あの屋敷が郷里の武家屋敷だったらしい。

なお、ロケ地は出水の武家屋敷だったが、ドラマでは伊集院郷苗代川という設定だった。苗代川は薩摩焼の窯があるところで有名です。

ただ、あの郷士の踊りは覇気がなくて、ちといただけなかった。
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【2008/01/10 21:27】 | 篤姫
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訂正とお知らせ
桐野作人
上記分の記事で少し訂正があります。

今和泉家の島津忠剛がお国入りした島津斉彬を接待した屋敷を出水郷の麓だと書きましたが、ロケ地は出水でも、場所としては伊集院郷苗代川(薩摩焼で有名です)という設定でした。

私もうっかりしておりました。NHKの制作担当者からご指摘を受けましたので、ここに告知するとともに、本文も訂正します。

なお、調所広郷については、次回(第2回)に自信をもって仕上げてあるというお知らせもいただきましたので、ご紹介しておきます。


武藤 臼
こんにちは

私も今回の平幹の役作りが単純な悪役ではない奥行きは気に入ってます。良い味だなと。

>次回(第2回)に自信をもって仕上げてあるというお知らせ

なかなか強気なコメントですね(笑
今夜を楽しみにしておきます

2回目
桐野作人
武藤 臼さん、こんにちは。

2回目は調所が主役でしたね。
調所の密貿易が指弾されるなら、幕閣に藩の機密をリークする斉彬の行動はなぜ指弾されないのでしょうかね。目的は手段を浄化するのでしょうか。むしろ、幕閣と組んだ斉彬の調所追い落としの謀略という視点が成立するわけですが、なかなかそういう描かれ方はしませんね(笑)。

なお、お由羅が調所が自殺したのち、せいせいしたという風でしたが、これもどうかなと。20年以上前のドラマ「風の隼人」のお由羅の描き方のほうが優れているような気がします。
全体の尺との関係で、このあたりは単純な善悪二元論で乗り切ろうという意図が見えますが、むしろ、そうしたやり方こそ、これまでの間違った固定観念を印象的に再生産するだけなんですけどね(笑)。

調所の悪名が出てきたのは、存命中ではなく、その死後だと思います。政敵の斉彬が藩主になったことが無関係ではないと思いますし、あとは密貿易などがからむことから、調所の秘密主義が蚊帳の外に置かれた同僚や藩士たちの疑心暗鬼を生んで、好き勝手な憶測や創作がでっち上げられたといえそうですね。

リンク報告
カミタク(リンク先は「出水麓武家屋敷群訪問記」)
拙運営のHP「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「出水麓武家屋敷群訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN78.HTM
から、貴サイトにリンクを張りましたので、その旨報告いたします。

今後共、よろしくお願い申し上げます。


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コメント
この記事へのコメント
訂正とお知らせ
上記分の記事で少し訂正があります。

今和泉家の島津忠剛がお国入りした島津斉彬を接待した屋敷を出水郷の麓だと書きましたが、ロケ地は出水でも、場所としては伊集院郷苗代川(薩摩焼で有名です)という設定でした。

私もうっかりしておりました。NHKの制作担当者からご指摘を受けましたので、ここに告知するとともに、本文も訂正します。

なお、調所広郷については、次回(第2回)に自信をもって仕上げてあるというお知らせもいただきましたので、ご紹介しておきます。
2008/01/12(Sat) 13:18 | URL  | 桐野作人 #hxjklqKc[ 編集]
こんにちは

私も今回の平幹の役作りが単純な悪役ではない奥行きは気に入ってます。良い味だなと。

>次回(第2回)に自信をもって仕上げてあるというお知らせ

なかなか強気なコメントですね(笑
今夜を楽しみにしておきます
2008/01/13(Sun) 14:33 | URL  | 武藤 臼 #-[ 編集]
2回目
武藤 臼さん、こんにちは。

2回目は調所が主役でしたね。
調所の密貿易が指弾されるなら、幕閣に藩の機密をリークする斉彬の行動はなぜ指弾されないのでしょうかね。目的は手段を浄化するのでしょうか。むしろ、幕閣と組んだ斉彬の調所追い落としの謀略という視点が成立するわけですが、なかなかそういう描かれ方はしませんね(笑)。

なお、お由羅が調所が自殺したのち、せいせいしたという風でしたが、これもどうかなと。20年以上前のドラマ「風の隼人」のお由羅の描き方のほうが優れているような気がします。
全体の尺との関係で、このあたりは単純な善悪二元論で乗り切ろうという意図が見えますが、むしろ、そうしたやり方こそ、これまでの間違った固定観念を印象的に再生産するだけなんですけどね(笑)。

調所の悪名が出てきたのは、存命中ではなく、その死後だと思います。政敵の斉彬が藩主になったことが無関係ではないと思いますし、あとは密貿易などがからむことから、調所の秘密主義が蚊帳の外に置かれた同僚や藩士たちの疑心暗鬼を生んで、好き勝手な憶測や創作がでっち上げられたといえそうですね。
2008/01/14(Mon) 08:37 | URL  | 桐野作人 #hxjklqKc[ 編集]
リンク報告
拙運営のHP「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「出水麓武家屋敷群訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN78.HTM
から、貴サイトにリンクを張りましたので、その旨報告いたします。

今後共、よろしくお願い申し上げます。
2008/06/28(Sat) 11:30 | URL  | カミタク(リンク先は「出水麓武家屋敷群訪問記」) #O/BmnR6Q[ 編集]
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