歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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表題の雑誌に小松帯刀の記事を書いています。
発売日は8月5日とのことで、まだ書店には並んでいないと思いますが、掲載誌が送られてきたので、一足早くご紹介しておきます。

小松帯刀、大政奉還を実現した「周旋」の人

というタイトルです。
よかったら、読んで下さい。

タイトルにもあるように、小松の生涯や政治的活動のなかで、主に大政奉還に絞って書いています。小松の最大の仕事がそれだと思っているからです。
大政奉還は土佐藩の後藤象二郎の建白書がきっかけとなり、将軍慶喜の決断によって宣言されますが、当時の政局から見て、宣言しただけで、それが実現するとは限りませんでした。

まず、幕府内に幕府政治が終わることに対して、激しい反対がありました。親藩・譜代層のほとんどがそうであり、その代表が会津藩でした。彼らは何とか大政奉還を骨抜きにしようと巻き返しを図ります。

一方、薩摩藩内やいわゆる倒幕派陣営においても、大政奉還は将軍慶喜の幕権維持のための策略ではないかと疑っていました。
それは政権を返上しても、朝廷にはその準備も受け皿もないために、慶喜に再び大政再委任という形でブーメランのように政権が戻ってくるかもしれなかったからです。そのことは慶喜が朝廷からの支持を再調達することを意味するわけで、慶喜を中心とする幕府統治に正統性を与えられることを恐れていました。

そのような対立する両派から非難と猜疑で見られていた大政奉還を王政復古の地固めとして、具体化し、まとめあげたのが小松だったといっても過言ではありません。

それほど長い記事ではありませんが、大政奉還についての小松の関与に絞って書いたので、それなりに展開できたと思っています。

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【2008/07/31 00:04】 | 新刊
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2008/07/31(Thu) 09:12 |   |  #[ 編集]
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