歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

歴史読本最新号が発売になっているようです。

連載「信長―狂乱と冷徹の軍事カリスマ―」第17回

今回のタイトルは「五カ条の条書と元亀争乱の端緒」です。
五カ条の条書は信長が将軍義昭に突きつけたもので、よく知られています。
今回はその意味づけについて書いてみました。
これまであまり触れられていなかった点についても二、三書いています。
とくに、この条書の証人ともいうべき朝山日乗と明智光秀の立場をどのようにとらえるか、少しだけ新味が出せたかなと思っています。

あと、この条書と同日に信長の触状が畿内を中心に東は甲斐、北は能登、西は備前まで19カ国に及ぶ広範囲の大名・守護や国人に出されています。
これも同日という点から考えても、五カ条の条書と密接に関連していると考えるべきでしょう。
触状は①禁裏御修理、②武家御用、③其の外天下いよいよ静謐、」という3つの目的を明らかにしていますが、とくに③の抽象的な表現が重要かもしれません。実際はこれが上洛命令に従わない=天下静謐への妨害という理由で、越前攻めが断行されるのではないかと思います。「天下静謐」なんて抽象的な書き方だと、何でも理由をこじつけられるわけですね。信長の巧妙さというか、狡猾さを感じさせます。

次回はようやく金ヶ崎の退き口でしょうか。姉川合戦に入れるかどうか。

よろしければ、下記をクリックして下さい。
人気ブログランキング
スポンサーサイト

【2009/03/25 23:36】 | 信長
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。