歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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昨5日、午前中から半蔵門にある表題の博物館に行く。
多少風邪気味で、少し寒気がしたので厚着して、マスク着用。
マスクなんて何年ぶりだろうか。
じつは、新型インフルに備えて、マスクを大量に買い込んであったが、初めて使った。
マスクのガーゼの間にメントール剤を入れる形式で、着けてみたら、鼻腔の通りがよく、何よりメントールの香りが心地よい。なんか癖になりそうだ(笑)。

同館前で古写真研究者のMさんと待ち合わせ。あとでもう一人のKさんもおいで。

今回、ある幕末薩摩藩士の子孫旧蔵品を同館で購入したとのことで、それを見学させていただいた。古写真について造詣の深いY理事やI研究員のご好意によるもの。

予想以上のもので、長崎や京都や江戸やロンドンやパリで撮影された古写真がたくさんあった。
もちろん、よく知られた有名人の写真もある。

私以外のみなさんで、幕末明治期の写真家の名前や写真場、またコロタイプとかダゲレオとか鶏卵紙とかゼラチンなんとかとか、古写真の専門用語が飛び交うが、私はほとんど理解できず、上野彦馬とか内田九一とか堀真澄とかいった、比較的有名な写真家の名前が何とかわかっただけだった。

売店で、同館刊行の古写真集やI研究員が執筆された大判で分厚い写真コレクションを購入した。
思わぬ散財だったが、古写真についての基本的知識が得られる有難い本とのこと。とくに写真家のリストが膨大で、履歴や営業場所などが詳しく載っているうえ、出身都道府県別の索引もあり、いろいろ役に立ちそうだ。

同館を辞去したのち、お二人と喫茶店でかなり長時間話し込む。
話題は多岐にわたったが、私が古写真で経験したことを話したら、大変悔やまれる出来事だと教えてもらった。
それは、私が南日本新聞連載のある記事で紹介した人物の分家の子孫という方から電話をいただき、そのお宅に古いガラス原版が先祖代々伝えられており、お姫さまが写っているという。その方は安政年間のもので、有名な島津斉彬写真より古いものだと仰せになった。

私はまさかそんな……と思い、それならとても私の手には負えないから、専門的な公共機関で調べてもらったほうがいいとアドバイスしたが、その方はそれには気乗り薄で、私に見てもらいたいような口ぶりのまま、電話を切られた。

という話をしたら、お二人が「それはもったいない。我が国にはガラス原版はほとんど残っていない。もしかしたら、写っているのは島津家の姫で、すごく貴重なものだったかもしれないよ」と教えられた。
当時は古写真にはほとんど興味がなかったからなあ、見せて下さいと一言いえばよかったと、後悔先に立たずと思うことしきり。
そのときのメモがどこかないか探しているが、まだ見つかっていない(泣)。

その後、お二人と別れ、新宿に行く。
新都心の高層ビルのティ-ルームで、某社の編集者と某企画の打ち合わせ。
うまくやれるかどうか、時間的な面で多少不安である。
でも、やるっきゃない。

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【2009/11/05 22:30】 | 幕末維新
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