歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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南日本新聞連載「さつま人国誌」第141回
―偽りの改宗から種子島へ―

昨日、連載が更新になりました。
同紙サイトのここか、左のリンク欄「さつま人国誌」をクリックすれば、ご覧になれます。

今回はカタリナ夫人の最終回です。
いよいよ彼女に対して種子島に配流が決定します。
いくら幕府の禁制とといっても、現藩主の姑、次期藩主の祖母ですから、処刑するわけにはいかず、配流しか選択肢がなかったということでしょう。
そして配流先がなぜ種子島になったのか、記事に書いたように、それにも理由があります。

カタリナ夫人が家久や藩当局からの圧力により、浄土宗に改宗しています。
問題はこれを偽装と見るかどうかという点です。改宗したとされる時期がいつなのかよくわかりません。配流より少し前だったようですが、家久や藩当局はこの改宗を真正なものと認めなかったのでしょうね。もし認めたら配流は中止になったはずですから。
キリシタンの祭具を焼却したとか、夫人側は改宗の証をそれなりに示しています。踏絵はあったのでしょうかね? そのあたりが見極められず残念です。

2年前に種子島に行ったとき、カタリナ夫人の墓所を初めて参拝しました。種子島家の墓地の一角にありました。
種子島での配所が、中心地の赤尾木周辺より遠隔地にあったのが、赤尾木近くまで移されているのは、種子島家の同情なのか、改宗の実を認められたのかどうかまではわかりません。

次回は他のキリシタンを書こうかどうか迷っているところです。
税所七右衛門はすでに紹介されているし、あとは日新斎の家老だった新納康久家のことか。個人的には新納旅庵も最初はキリシタンだったのではないかと疑っているのだけど……。

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【2010/03/09 10:22】 | さつま人国誌
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