歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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そろそろ店頭に並んでいる頃だと思います。

拙稿「信長―狂乱と冷徹の軍事カリスマ―」も第29回となりました。
今回のテーマは以下の通りです。

「軍事革命」としての長篠合戦

ようやく長篠合戦まで来ました。
紙数の関係で詳しく書けなかったため、論点を絞りました。
そのひとつが、決戦直前の信長と勝頼の形勢判断比較。
次に、長篠合戦での鉄砲の数量と運用法。

鉄砲の伝来がわが国に軍事革命をもたらしたといわれていますが、何をもってそういうのか、もう少し詳しく見るべきだろうと思います。もっとも、今回の記事で十分展開できたとは思いませんが。
ただ、その背景として、わが国では東西の戦国大名の間に軍事的差異があり、その差異を信長がうまく利用したといえるかもしれません。

興味のある方はご覧下さい。

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【2010/03/24 13:09】 | 信長
トラックバック(0) |


忍っこ
桐野先生お早うございます。
歴史読本読ませていただきました。
関連本等で信長軍は3000丁という鉄砲の量と三段撃ち戦法
を知りましたが、
数と飛距離の問題がどうも理解しかねていました。
今、桐野先生の本「だれが信長を殺したか」を
興味深く読ませていただいています。
嘘で固めたドラマより史実が面白いですね

御礼
桐野
忍っこさん、こんにちは。

歴読も拙著も購入されて読んでいただき、有難うございます。
ご指摘のとおり、長篠合戦の鉄砲の問題は難しいですね。

拙著についても、よかったら感想をお寄せ下さい。

反論でしょうか?
市野澤
こんばんわ。

八木書店のHPで見つけました。

『証言 本能寺の変』
藤田達生著(三重大学教授)
初版発行予定:2010年6月2日

予価3,570円(本体予価3,400円+税5%)
A5判・上製・カバー装 330頁
ISBN978-4-8406-2048-2 C0021
未刊

史料で読む 戦国史
従来の常識・通説に左右されることなく、「本能寺の変」を史料に基づき検証!
本能寺の変研究を織田政権論の重要なテーマとして位置づける
<内容説明>
●百家争鳴の本能寺の変を、良質の史料群により証言!
●史料編には、関係史料(合計117点)を収録。
●各史料には、読み下し文を付し、本文中にて平易な解説を加える。

■本能寺の変の実像を暴く!
本事変に関わる基本史料を紹介し、読み下し文を付し解説を加える。
 このクーデターの分析を通して、室町幕府最後の将軍、足利義昭とその幕府の実態を明らかにし、それをもとに織田政権論を再検討する。

①足利幕府は、元亀4年(1573)7月、義昭の追放により滅亡したのか?
②義昭の亡命政権「鞆幕府」の実態は?
③江戸~明治にかけて「つくられた」信長・義昭・光秀の歴史像とは?

本書によって、良質の史料を解読・解釈し、立論するという歴史学の方法を追体験し、さらには、教科書レベルの「常識」を疑うことの重要性を「体感」できる。

10年来、「本能寺の変」を研究テーマとし、数々の論考を発表してきた筆者の集大成。

<目次>
はじめに
 本能寺の変ブーム 戦後歴史学の陥穽 小著のねらい

プロローグ ―明智光秀は逆臣だったのか?―
 信長の改革思想 謀反の正当性

第一章 信長の西国政策
1 荒木村重の謀反
 謀反の端緒 信長包囲網に属す 脆弱な織田政権
2 四国政策の変更
 光秀と長宗我部氏 三好秀次の誕生 
コラムⅠ 幕府衆としての光秀
 秀吉と長宗我部氏 派閥抗争
3 秀吉の長宗我部氏攻撃
 長宗我部元親の外交 羽柴―三好ライン 派閥抗争の勝者 西国支配構想
 〔第一章 史料編〕

第二章 天下統一の最終段階
1 紀伊国の幕府方勢力
 将軍亡命 紀州惣国一揆 
コラムⅡ 紀州惣国一揆か「雑賀惣国」か?
 雑賀攻撃 高野山攻撃
2鞆の「公儀」
 なぜ鞆の浦なのか 公方御所 幕府の陣容 幕府財政 外交権
3 西国出陣
 秀吉の調略 揺れる海賊家中 四国攻撃 長宗我部氏の危機 
コラムⅢ 三日前でも挙兵は決断できていなかったのか?
 〔第二章 史料編〕

第三章 「安土幕府」の時代
1 安土行幸
 行幸計画 遷都構想 「安土幕府」 幕府とはなにか 空前の政権
2 改革イデオロギー
 天下人としての荘厳 外交戦略 困惑する朝廷
3 三職推任
 将軍推任へ 将軍任官のねらい 反信長勢力と朝廷
コラムⅣ 似て非なるもの―安土城天主と大坂城天守―
 〔第三章 史料編〕

第四章 本能寺の変
1 光秀の密使派遣
 越中魚津城の攻防 クーデター計画 史料批判をめぐって
2 従軍武士・周辺住民の証言
 家康の臣従 供応役をめぐるトラブル 謀反に踏み切る
3 クーデター決行
 愛宕百韻 六月二日の意味 将軍推任への回答
4 政権構想と支持基盤
 信長燃ゆ 合流する勢力 幕府再興 義昭のアプローチ
5 公方の画策
 上洛命令 義昭の誤算 落日の「鞆幕府」
コラムⅤ 各地に残る光秀伝承
 〔第四章 史料編〕

第五章 太閤と神君の神話
1 備中高松の講和
 備中高松城 講和締結 戦場の駆け引き
コラムⅥ 光秀の密使は捕まったのか?
2 復元「中国大返し」
 情報戦を制する 作られた神話 名分にこだわる光秀
3 天下の再建
 下剋上 幕府衆の最期 将軍権力のゆくえ
4 「神君伊賀越え」
 わずかな手がかり 基本文献 推定ルート 由緒の創造
 〔第五章 史料編〕

エピローグ―信長スクール―
 改革者とは 不世出の思想家 時代の教育者

おわりに
 通説を疑う 本能寺の変と現代
史料解題
初出一覧
文献一覧
本能寺の変の推移

ご存知でしたら、申し訳ありません。

ご教示多謝
桐野
市野澤さん、こんばんは。

藤田達生氏の新刊予定、お知らせいただき有難うございます。
精力的に書かれていますね。
初出一覧がありますので、これまで書かれたものを集大成したものでしょうか?

>三好秀次の誕生

相変わらず天正9年説にこだわっておいででしょうか?
尾下論文でほとんど否定されたと思うのですが……。

いずれにせよ、このテーマの深化に寄与すればよいですね。

戦国史研究会シンポジウム「織田権力論―領域支配の視点から―」
市野澤
こんばんんわ。

>相変わらず天正9年説にこだわっておいででしょうか?

こだわっていらっしゃるのは鞆の浦に関しても同様のようです。

ご存知かと思いますが、↓凄い興味深くないですか?

平成22年6月12日(土)
9時~17時30分
場所 駒澤大学
「織田権力の京都支配」木下昌規
「織田権力の摂津支配」下川雅弘
「織田権力の和泉支配」平井上総
「織田権力と織田信忠」木下聡
「織田権力と北畠信雄」小川雄
「織田権力の北陸支配」丸島和洋
「明智光秀の領国支配」鈴木将典
「羽柴秀吉の領国支配」柴裕之
「織田権力の取次」  戸谷穂高

意外な方が、意外なテーマを取り組んでいるのに少々驚きました。

参加者の一人である平井上総氏といえば、
「津田信張の岸和田入城と織田・長宗我部関係」
『戦国史研究』第59号は尾下成敏氏の研究と同様に
桐野さんの見解の補強になりません?

知ってました
桐野
市野澤さん、こんにちは。

コメント遅くなりました。
情報有難うございました。
そのシンポ、知ってました。
ただ、出席できるかどうか微妙なところです。

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コメント
この記事へのコメント
桐野先生お早うございます。
歴史読本読ませていただきました。
関連本等で信長軍は3000丁という鉄砲の量と三段撃ち戦法
を知りましたが、
数と飛距離の問題がどうも理解しかねていました。
今、桐野先生の本「だれが信長を殺したか」を
興味深く読ませていただいています。
嘘で固めたドラマより史実が面白いですね
2010/03/29(Mon) 05:29 | URL  | 忍っこ #sPRWXnZE[ 編集]
御礼
忍っこさん、こんにちは。

歴読も拙著も購入されて読んでいただき、有難うございます。
ご指摘のとおり、長篠合戦の鉄砲の問題は難しいですね。

拙著についても、よかったら感想をお寄せ下さい。
2010/03/29(Mon) 18:57 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
反論でしょうか?
こんばんわ。

八木書店のHPで見つけました。

『証言 本能寺の変』
藤田達生著(三重大学教授)
初版発行予定:2010年6月2日

予価3,570円(本体予価3,400円+税5%)
A5判・上製・カバー装 330頁
ISBN978-4-8406-2048-2 C0021
未刊

史料で読む 戦国史
従来の常識・通説に左右されることなく、「本能寺の変」を史料に基づき検証!
本能寺の変研究を織田政権論の重要なテーマとして位置づける
<内容説明>
●百家争鳴の本能寺の変を、良質の史料群により証言!
●史料編には、関係史料(合計117点)を収録。
●各史料には、読み下し文を付し、本文中にて平易な解説を加える。

■本能寺の変の実像を暴く!
本事変に関わる基本史料を紹介し、読み下し文を付し解説を加える。
 このクーデターの分析を通して、室町幕府最後の将軍、足利義昭とその幕府の実態を明らかにし、それをもとに織田政権論を再検討する。

①足利幕府は、元亀4年(1573)7月、義昭の追放により滅亡したのか?
②義昭の亡命政権「鞆幕府」の実態は?
③江戸~明治にかけて「つくられた」信長・義昭・光秀の歴史像とは?

本書によって、良質の史料を解読・解釈し、立論するという歴史学の方法を追体験し、さらには、教科書レベルの「常識」を疑うことの重要性を「体感」できる。

10年来、「本能寺の変」を研究テーマとし、数々の論考を発表してきた筆者の集大成。

<目次>
はじめに
 本能寺の変ブーム 戦後歴史学の陥穽 小著のねらい

プロローグ ―明智光秀は逆臣だったのか?―
 信長の改革思想 謀反の正当性

第一章 信長の西国政策
1 荒木村重の謀反
 謀反の端緒 信長包囲網に属す 脆弱な織田政権
2 四国政策の変更
 光秀と長宗我部氏 三好秀次の誕生 
コラムⅠ 幕府衆としての光秀
 秀吉と長宗我部氏 派閥抗争
3 秀吉の長宗我部氏攻撃
 長宗我部元親の外交 羽柴―三好ライン 派閥抗争の勝者 西国支配構想
 〔第一章 史料編〕

第二章 天下統一の最終段階
1 紀伊国の幕府方勢力
 将軍亡命 紀州惣国一揆 
コラムⅡ 紀州惣国一揆か「雑賀惣国」か?
 雑賀攻撃 高野山攻撃
2鞆の「公儀」
 なぜ鞆の浦なのか 公方御所 幕府の陣容 幕府財政 外交権
3 西国出陣
 秀吉の調略 揺れる海賊家中 四国攻撃 長宗我部氏の危機 
コラムⅢ 三日前でも挙兵は決断できていなかったのか?
 〔第二章 史料編〕

第三章 「安土幕府」の時代
1 安土行幸
 行幸計画 遷都構想 「安土幕府」 幕府とはなにか 空前の政権
2 改革イデオロギー
 天下人としての荘厳 外交戦略 困惑する朝廷
3 三職推任
 将軍推任へ 将軍任官のねらい 反信長勢力と朝廷
コラムⅣ 似て非なるもの―安土城天主と大坂城天守―
 〔第三章 史料編〕

第四章 本能寺の変
1 光秀の密使派遣
 越中魚津城の攻防 クーデター計画 史料批判をめぐって
2 従軍武士・周辺住民の証言
 家康の臣従 供応役をめぐるトラブル 謀反に踏み切る
3 クーデター決行
 愛宕百韻 六月二日の意味 将軍推任への回答
4 政権構想と支持基盤
 信長燃ゆ 合流する勢力 幕府再興 義昭のアプローチ
5 公方の画策
 上洛命令 義昭の誤算 落日の「鞆幕府」
コラムⅤ 各地に残る光秀伝承
 〔第四章 史料編〕

第五章 太閤と神君の神話
1 備中高松の講和
 備中高松城 講和締結 戦場の駆け引き
コラムⅥ 光秀の密使は捕まったのか?
2 復元「中国大返し」
 情報戦を制する 作られた神話 名分にこだわる光秀
3 天下の再建
 下剋上 幕府衆の最期 将軍権力のゆくえ
4 「神君伊賀越え」
 わずかな手がかり 基本文献 推定ルート 由緒の創造
 〔第五章 史料編〕

エピローグ―信長スクール―
 改革者とは 不世出の思想家 時代の教育者

おわりに
 通説を疑う 本能寺の変と現代
史料解題
初出一覧
文献一覧
本能寺の変の推移

ご存知でしたら、申し訳ありません。
2010/04/27(Tue) 20:10 | URL  | 市野澤 #-[ 編集]
ご教示多謝
市野澤さん、こんばんは。

藤田達生氏の新刊予定、お知らせいただき有難うございます。
精力的に書かれていますね。
初出一覧がありますので、これまで書かれたものを集大成したものでしょうか?

>三好秀次の誕生

相変わらず天正9年説にこだわっておいででしょうか?
尾下論文でほとんど否定されたと思うのですが……。

いずれにせよ、このテーマの深化に寄与すればよいですね。
2010/04/29(Thu) 22:32 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
戦国史研究会シンポジウム「織田権力論―領域支配の視点から―」
こんばんんわ。

>相変わらず天正9年説にこだわっておいででしょうか?

こだわっていらっしゃるのは鞆の浦に関しても同様のようです。

ご存知かと思いますが、↓凄い興味深くないですか?

平成22年6月12日(土)
9時~17時30分
場所 駒澤大学
「織田権力の京都支配」木下昌規
「織田権力の摂津支配」下川雅弘
「織田権力の和泉支配」平井上総
「織田権力と織田信忠」木下聡
「織田権力と北畠信雄」小川雄
「織田権力の北陸支配」丸島和洋
「明智光秀の領国支配」鈴木将典
「羽柴秀吉の領国支配」柴裕之
「織田権力の取次」  戸谷穂高

意外な方が、意外なテーマを取り組んでいるのに少々驚きました。

参加者の一人である平井上総氏といえば、
「津田信張の岸和田入城と織田・長宗我部関係」
『戦国史研究』第59号は尾下成敏氏の研究と同様に
桐野さんの見解の補強になりません?
2010/05/04(Tue) 00:16 | URL  | 市野澤 #-[ 編集]
知ってました
市野澤さん、こんにちは。

コメント遅くなりました。
情報有難うございました。
そのシンポ、知ってました。
ただ、出席できるかどうか微妙なところです。
2010/05/07(Fri) 10:05 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
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