歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
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南日本新聞連載「さつま人国誌」第147回
―坂本龍馬と公私の友人―

連載が昨日更新になりました。
同紙サイトのここか、右のリンク欄「さつま人国誌」をクリックすれば、ご覧になれます。

今回からおそらく2回に分けて、吉井幸輔のちの友実について書きます。
前から書きたい人でした。とくに龍馬との関係で。
龍馬とかなり早くから知り合った人物であり、龍馬が亡くなる1カ月前に龍馬に薩摩藩邸に避難するよう忠告に行ったほど、龍馬と公私にわたって親しかった人です。

メインのタイトルがいかにもありふれていていただけませんが、ほかに思いつかなかったもので(汗)。

最近、吉井が留守中に訪ねてきたと書いた龍馬書簡(望月清平宛て、10月17日付)を新たな文脈で再検討すべきだと思っているところです。なぜこの時期に吉井が龍馬を訪ねたのか、私は吉井の側に切迫した理由があったと思っています。詳しくは今月下旬発売の歴史読本7月号を読んで下さいね。

大河ドラマでは、まだ龍馬と薩摩藩士との本格的な接触はありません。神戸海軍操練所が出来ていますが、そのうち西郷吉之助か小松帯刀との対面の場面があるでしょう。
でも、きっと吉井幸輔は登場しないでしょうね。
龍馬の郷里の友人である吉村寅太郎が登場しないのと同様、薩摩藩でもっとも親しかった人物である吉井も登場しないわけで。

だからこそ、ドラマの進行と併行して、吉井の事績に触れておくことは意味があると思っています。
ただ、吉井の史料が少ないです。伝記もないはずです。精忠組ではNo.3といってよい人物だけに惜しまれます。
本人の日記(おそらく明治時代)も存在するようですが、不勉強にして未見です。というか、所在先・所蔵先もよくわかりません。その断片は『忠義公史料』などに収録されてはいるのですが……。

次回は、大政奉還直後、三巨頭(小松・西郷・大久保)がそろって帰国してしまった京都藩邸を伊地知正治とともに預かった吉井の覚悟と奮闘ぶりを書く予定です。

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【2010/05/04 00:17】 | さつま人国誌
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吉井友実日記
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 ご無沙汰いたしております。三猿舎・安田です。フラッとお立ち寄りしましたところ、吉井幸輔とその日記について触れておいででしたので、ちょっとコメントを。これは、宮内庁書陵部にある「三峰日記」のことではないでしょうか。通称「吉井友実日記」だそうです。
 私もまだ閲覧したことはないのですが、なにか龍馬との関係を物語る未見の記述があると面白いですね。
 でも書陵部での史料閲覧って、ほんとうに面倒くさいですからね。恥ずかしながら、私はよほどのことでないと行く勇気がわいてきません。

有難うございます
桐野
安田さん、ご無沙汰しております。

ご教示有難うございました。
ほかにも教えていただいた方がおいでで、有難い限りです。

おそらく明治になってからの日記じゃないかと推察しているところです。
だから、龍馬関係はないかもと想像しているところなんですが。
吉井が文久~慶応あたりの日記を残していてくれたら、じつに面白いと思うんですけどね。

取り急ぎ御礼まで。

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2010/05/04(Tue) 10:05 |   |  #[ 編集]
吉井友実日記
 ご無沙汰いたしております。三猿舎・安田です。フラッとお立ち寄りしましたところ、吉井幸輔とその日記について触れておいででしたので、ちょっとコメントを。これは、宮内庁書陵部にある「三峰日記」のことではないでしょうか。通称「吉井友実日記」だそうです。
 私もまだ閲覧したことはないのですが、なにか龍馬との関係を物語る未見の記述があると面白いですね。
 でも書陵部での史料閲覧って、ほんとうに面倒くさいですからね。恥ずかしながら、私はよほどのことでないと行く勇気がわいてきません。
2010/05/06(Thu) 03:30 | URL  |  #-[ 編集]
有難うございます
安田さん、ご無沙汰しております。

ご教示有難うございました。
ほかにも教えていただいた方がおいでで、有難い限りです。

おそらく明治になってからの日記じゃないかと推察しているところです。
だから、龍馬関係はないかもと想像しているところなんですが。
吉井が文久~慶応あたりの日記を残していてくれたら、じつに面白いと思うんですけどね。

取り急ぎ御礼まで。
2010/05/07(Fri) 10:11 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
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