歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
昨日の「龍馬伝」は所用のため、観ておりません。
もし感想が書けるとしたら、土曜日の再放送を観てからになりそうです。

以下、日次記です。

17日(火)
夕方から小学館「てらこや」に出講。
「坂本龍馬と丁卯日記」第4回。
慶応3年(1867)11月下旬から12月初旬の王政復古政変前夜の動きを、薩摩藩を中心に見た。
個人的には、土佐の後藤象二郎が王政復古政変に同意する事情がいまいち不鮮明だという感触をもっていた。

ひとつは、中山忠能・正親町三条実愛・中御門経之・岩倉具視という四卿による「内勅」発給に対して、後藤が反対できなかったという点。この「内勅」が出るよう、大久保が中山や正親町三条を粘り強く説得している様子が、同人の日記からうかがえた。
もっとも、大久保日記には後藤が政変決行に「雷同した」と書かれているが、土佐藩側の『神山郡廉日記』は若干ニュアンスが異なっているように感じた。

一番大きな理由は、大政奉還から王政復古へという流れに対して、幕府-親藩-譜代勢力からの反発が大きく、結局、大政奉還が骨抜きになりそうな形勢に後藤が危機感を抱きつつ、次の一手が打てずに大久保の政変断行方針に乗らざるをえなくなったのかなという気がしている。

次回で今シリーズは一応終わりにするつもりで、次回からは受講者のみなさんのご要望もあり、勝海舟か中岡慎太・土方久元の日記を読む予定。
ところが、昨日送られてきた次シリーズの講座リリース資料では、今シリーズを継続することになっている。
はて困った。しばらく様子を見て対策を考えるしかない。

19日(木)
夕方から銀座で知友の研究者たちと暑気払い。
博論が単行本になるとか、龍馬に関する興味深い論文作成中とか、刺激になる話題を聞く。
その他身辺事情についても種々の経験談を拝聴。

20日(金)
歯医者。先日から歯ぐきが腫れていた。
資料整理に追われる。

21日(土)
「さつま人国誌」原稿執筆。
何回かのつづきものになりそうで、各回ごとのテーマの割り振りを思案していたら、原稿が遅れる。
あわてて送信したせいか、こちらの操作ミスでおかしな原稿になっていた。
ゲラを2度出してもらって申し訳なかった。

午後から、鹿児島の県人会の方々と11月の講演の打ち合わせ。
テーマを何にするか懸案だったが、やはり龍馬関係になる。
時期的に最終回の頃である。
ベテランの方々は顔見知りというか、メールでやりとりしていた方もおいで。
若手の方々は優秀そうだった。
少し、龍馬伝のことを語りすぎた。反省。

22日(日)
信州上田の某館でのイベントについて、関係方面と打ち合わせやらメールのやりとりに追われる。
何となくうまくいきそうである。
夕方から、親族の会合。
新感覚の韓国料理を味わう。

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【2010/08/23 13:31】 | 日次記
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