歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
南日本新聞連載「さつま人国誌」第161回
―ヒュースケン暗殺の首謀者―

昨日、連載が更新になりました。
同紙サイトのここか、右のリンク欄「さつま人国誌」をクリックすれば、ご覧になれます。

今回から伊牟田尚平を何回かに分けて書きたいと思っています。
上・中・下にしなかったのは、どうも3回以上になりそうな予感がするからです。
ある程度、構成を考えているのですが、最後のほうが絞り切れていません。

伊牟田尚平といえば、知る人ぞ知る人物です。
前半は尊攘激派として、後半は江戸攪乱工作の中心人物として、波瀾万丈の生涯といって過言ではありません。

もっとも、秘密の諜報活動が多かったせいか、その生涯は必ずしも明らかになっていません。
断片的にわかる点をつないで、か細い線にできるかくらいが関の山ではないかと思いますが、伊牟田に触れずして、薩摩から見た幕末維新史は描けないので、あえてチャレンジした次第です。

今回はその出自とヒュースケン暗殺一件について書きました。
たまたま、以前、ヒュースケンの墓がある麻布の光林寺を訪れていたのが幸いしました。
もっとも、墓を探すのにはひと苦労でしたが。

この一件を述べている「柴山愛次郎日記」は今回初めてじっくり読みましたが、なかなか面白いですね。
ちなみに、柴山は寺田屋事件で有馬新七らとともに上意討ちされて亡くなっています。
伏見・大黒寺にある柴山の墓を載せておきます。

柴山愛次郎

次回は文久年間の尊攘活動、とくに島津久光の率兵上京との関わりあたりを中心に書く予定です。

よろしければ、下記をクリックして下さい。
人気ブログランキング

スポンサーサイト

【2010/08/24 00:33】 | さつま人国誌
トラックバック(0) |

伊牟田尚平 期待してます
長尾敏博
桐野様 こんにちは。メール有難うございました。伊牟田尚平は特に相楽総三たちとのかかわりがとても興味が
あるところです。私の住んでいる地元にも赤報隊(嚮導隊)の檄文が回ってきています。この頃の歴史もっと知りたいです。
                                   長尾

                 

柴山愛次郎日記
tsubu
桐野先生、こんにちは。

さつま人国誌の伊牟田尚平、大変興味深く拝読いたしました。
後半で描かれるであろう、江戸攪乱工作部分がとても楽しみです。

「柴山愛次郎日記」のことですが、私は未見なのですが、何かの史料集の中に所載されているものなのでしょうか?
これを機会に是非読んでみたいと思っています。

赤報隊の檄文
桐野
長尾敏博さん、こんにちは。

お住まいの地域に、たしかに「官軍先鋒 嚮導隊 高橋下総」名義による檄文というか布告が出されていますね。
慶応4年(1868)1月という、かなり早い時期から、甲州街道経由で伝えられたようです。
私もその写しは見たことがあります。
今回の連載で触れられるかどうかは微妙ですが、赤報隊や相楽総三のことも書くことになると思います。
お楽しみに。


柴山愛次郎日記
桐野
tsubuさん、こんにちは。

「柴山愛次郎日記」上・下は西郷南洲顕彰会が刊行している『敬天愛人』に掲載されています。
tsubuさんはお持ちではないかと思いますが。

塩満郁夫「柴山愛次郎の日記」(上)、『敬天愛人』16号、1998

塩満郁夫「柴山愛次郎の日記」(下)、『敬天愛人』17号、1999

ほかにも、

平川次郎『柴山愛次郎日記を読む』 那珂書房、2000 定価2.000円+税

というのもあります。
これも全文翻刻と解説が載っています。
版元は茨城県の出版社です。
http://www.it.sakura.ne.jp/~nakasyob/index2.htm

以上です。




ありがとうございました
tsubu
桐野先生、こんにちは。

私、大きな勘違いをしておりました……。
『敬天愛人』誌で読んだことがありました……(恥)。(もちろん持っています。。。)
最近、どこで何を読んだのか、思い出せないことがままありまして。
既に持っている本を二度買ったことがあります(大汗)。
お手数をおかけして、大変申し訳ありませんでした。

『柴山愛次郎日記を読む』は、面白そうな本ですね。
在庫があれば買いたいと思います。
ありがとうございました。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
伊牟田尚平 期待してます
桐野様 こんにちは。メール有難うございました。伊牟田尚平は特に相楽総三たちとのかかわりがとても興味が
あるところです。私の住んでいる地元にも赤報隊(嚮導隊)の檄文が回ってきています。この頃の歴史もっと知りたいです。
                                   長尾

                 
2010/08/24(Tue) 07:24 | URL  | 長尾敏博 #-[ 編集]
柴山愛次郎日記
桐野先生、こんにちは。

さつま人国誌の伊牟田尚平、大変興味深く拝読いたしました。
後半で描かれるであろう、江戸攪乱工作部分がとても楽しみです。

「柴山愛次郎日記」のことですが、私は未見なのですが、何かの史料集の中に所載されているものなのでしょうか?
これを機会に是非読んでみたいと思っています。
2010/08/24(Tue) 08:57 | URL  | tsubu #-[ 編集]
赤報隊の檄文
長尾敏博さん、こんにちは。

お住まいの地域に、たしかに「官軍先鋒 嚮導隊 高橋下総」名義による檄文というか布告が出されていますね。
慶応4年(1868)1月という、かなり早い時期から、甲州街道経由で伝えられたようです。
私もその写しは見たことがあります。
今回の連載で触れられるかどうかは微妙ですが、赤報隊や相楽総三のことも書くことになると思います。
お楽しみに。
2010/08/24(Tue) 19:20 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
柴山愛次郎日記
tsubuさん、こんにちは。

「柴山愛次郎日記」上・下は西郷南洲顕彰会が刊行している『敬天愛人』に掲載されています。
tsubuさんはお持ちではないかと思いますが。

塩満郁夫「柴山愛次郎の日記」(上)、『敬天愛人』16号、1998

塩満郁夫「柴山愛次郎の日記」(下)、『敬天愛人』17号、1999

ほかにも、

平川次郎『柴山愛次郎日記を読む』 那珂書房、2000 定価2.000円+税

というのもあります。
これも全文翻刻と解説が載っています。
版元は茨城県の出版社です。
http://www.it.sakura.ne.jp/~nakasyob/index2.htm

以上です。


2010/08/24(Tue) 19:42 | URL  | 桐野 #hxjklqKc[ 編集]
ありがとうございました
桐野先生、こんにちは。

私、大きな勘違いをしておりました……。
『敬天愛人』誌で読んだことがありました……(恥)。(もちろん持っています。。。)
最近、どこで何を読んだのか、思い出せないことがままありまして。
既に持っている本を二度買ったことがあります(大汗)。
お手数をおかけして、大変申し訳ありませんでした。

『柴山愛次郎日記を読む』は、面白そうな本ですね。
在庫があれば買いたいと思います。
ありがとうございました。
2010/08/25(Wed) 08:42 | URL  | tsubu #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック