歴史作家桐野作人のブログ                                      織田信長と島津氏・薩摩藩・幕末維新を中心に歴史にまつわる身辺雑記
昨14日夕方、小学館アカデミー古文書塾「てらこや」の講座に出講。

10月から開講していた「中岡慎太郎の日記を読む」の5回目(第1クール最終回)が終わった。

中岡慎太郎の日記「海西雑記」と「行行筆記」を中心に読んでいたが、昨日は「行行筆記」の慶応3年(1867)3月~4月だった。

中岡は鹿児島から長崎、大村、太宰府、下関、そして大坂、京都へと東奔西走の日々である。
日記に記されている人物だけでも、西郷、木戸、龍馬、大村藩の渡辺兄弟、海援隊の高松太郎・中島作太郎・菅野覚兵衛、そして京都では多くの公家とともに岩倉具視と初対面を果たしている。
この岩倉との会見がきっかけになって、中岡は岩倉と三条実美をつなぐ役割を果たすことになる。
まさしく周旋家としての中岡の面目躍如たるものがある。

ただ惜しむらくは、中岡の日記が簡潔すぎて周旋の内容が書かれていないこと。
中岡の同志で一緒に行動することが多い土方久元の『回天実記』で、中岡の行動や考えを推察できるが、土方が中岡と別行動をとっていると、とたんにわからなくなる。
もし中岡が土方並みに詳しく日記を付けていたら、中岡の評価はもっと高くなったのではないかという気がする。

来年1月からも、中岡の続きをやります。
「行行筆記」のほか「時勢論」も読みます。そのほか、中岡の面白そうな書簡も読む予定です。
中岡や土方久元、そしてその周辺の三条以下五卿、薩摩や長州に興味のある方は受講してみませんか。

来期の開講日は、以下の5回で、いずれも火曜日19:00からです。

1/18
2/1
2/15
3/1
3/15


会場は神田神保町交差点近くです。
問い合わせ・申し込みはこちらをご覧になって下さい。
資料を送ってくれると思います。

よろしければ、下記をクリックして下さい。
人気ブログランキング

スポンサーサイト

【2010/12/15 20:40】 | てらこや
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック